マラソンホールディングス（NASDAQ：MARA）のCEOであるフレッド・ティール氏は感謝の意を表し、高い記録市場価値と採掘の成功を報告しました。
出来事： ティール氏は11月26日の感謝祭の日に、SNSでMARAで働くチームの活動を称賛しました。 Benzinga Proによると、金曜日のプレマーケット取引時点でMARAの時価総額は903億ドルに達しました。これは、ビットコイン（BTC）が着実に上昇し、9.6万ドルの価格まで達したことに続いての出来事です。執筆時点でBTCの価格は97,375.73ドルです。
一方で、MARAなどビットコイン保有額が大きい他の企業は、 マイクロストラテジー社（NASDAQ：MSTR）が939.9億ドル、 コインベースグローバル社（NASDAQ：COIN）が808.7億ドルの時価総額を記録しました。
7月には、MARAホールディングスはビットコインの保管ポリシーとして「HODL」を採用し、全てのビットコイン鉱山を保有する戦略を採用しており、その後定期的に戦略的なオープンマーケット取引を行ってきました。
11月26日、MARAは無利子転換社債10億ドルを発行し、ビットコイン保有を拡大しました。これにより同社は追加で703ビットコインを手に入れ、この発行を通じて購入したビットコインの合計数は6,474となりました。現在、MARAは34,794ビットコインを保有しています。
ティールCEOは、過去最高の市場価値と、50 EH / sに迫る勢いの高いハッシュレートを持つ、印象的な1か月間の採掘を祝いました。
ティールCEOは、マラソン社の2024年度もまだ何か進展がありそうだ、と期待を込めて締めくくりました。
記者執筆時点では、MARAは2.23％上昇しています。17人のアナリストの評価によると、同社のコンセンサス目標株価は23.83ドルです（Benzinga Proのデータによる）。ただし、 バークレイズ社、コンパスポイント社、マッコーリー社の最新の3つのアナリストの評価によると、MARAの下降リスクは2.28％になります。
なぜ重要なのか：11月に同社が発表した第3四半期の決算報告では、売上総利益が前年比で35％増加し、1株当たり利益も増加しました。なお、MARAのハッシュレートは9％上昇し、40.2 EH / sになり、同四半期に同社は2070ビットコインを採掘しました。 しかし、より広範な市場状況は懸念されます。ビットコインの最近の価格下落が、MARA、マイクロストラテジー社、コインベース社などの株価に影響を与えました。 これらの株はそれぞれ、ビットコインの急落により3.63％、3.33％、3.40％下落しました。 ティールCEOは最近、続任を果たしたトランプ政権に対し、米国のビットコイン採掘活動を強化するよう要請しました。MARAはグローバルハッシュレートのシェアを高めることで、米国の経済利益を守り、仮想通貨市場における競争の優位性を維持することを目指しています。
