エクソンモービル (NYSE:XOM)の株価は火曜日のプレマーケットで上昇している。月曜日に同社は、原油価格の変化が第3四半期における同社の上流部門の業績に第2四半期比で1億ドルマイナスから3億ドルプラスの影響を与えると予想している。
また、ガス価格の変動は上流部門の業績に2億ドルマイナス から 2億ドルプラスの影響を与える見込みだ。
さらに、エクソンモービルは業界のマージンの変動がエネルギー製品の収益に3億ドルから7億ドルのプラスの影響を与えると予想している。
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一方で、同社は業界のマージンの変動が第3四半期における化学製品の収益に1億ドルから3億ドルのプラスの影響を与え、同時に特殊製品の収益には1億ドルマイナスから1億ドルプラスの影響を与えると予想している。
さらに、タイミング効果の変化は上流部門の収益に4億ドルマイナスから0ドルの範囲で影響を与え、エネルギー製品の収益に2億ドルマイナスから2億ドルプラスの範囲で影響を与えると予想されている。
加えて、定期メンテナンスは上流部門、化学製品、特殊製品のそれぞれの業績に1億ドルマイナスから1億ドルプラスの影響を与えるが、エネルギー製品に関しては0ドルから2億ドルの影響が見られる可能性がある。
アナリストは、エクソンモービルが第3四半期に調整後の1株当たり利益1.79ドル、売上高871億8000万ドルを報告すると予想している。
先月、同社はロシアのロスネフチと、2022年ロシア事業から撤退した際に失った数十億ドルの回収に向けた調査のための予備的な非拘束的合意に至ったという。
同社は10月31日に第3四半期の業績を発表する予定である。
投資家は、Global X Funds Global X PureCap MSCI Energy ETF (NYSE:GXPE)やVanguard Energy ETF (NYSE:VDE)を通じてXOMに投資することができる。
価格動向:火曜日のプレマーケットでXOMの株価は0.52%上昇し、114.79ドルで取引されていた。
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