TotalEnergies SE(NYSE:TTE)は水曜日、15年間の電力購入契約(PPA)をAlphabet Inc.(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)のGoogleと結んだ。
詳細
この契約により、グーグルはオハイオ州のトタルエナジーズの完成間近のモンペリエ太陽光発電所から15億kWhの認定再生可能電力を受け取る。
米国最大の電力網であるPJM電力網に接続されている同施設は、同州におけるグーグルのデータセンターの運用に電力を供給する。
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この契約は、2024年の世界のエネルギー消費量の約3%を占めるデータセンター向けのカスタマイズされたエネルギーソリューションを提供するというトタルエナジーズの戦略と一致している。
また、グーグルの事業展開先の電力網に新たな非炭素エネルギーを追加するという目標とも合致している。
経営者のコメント
スティーブン・ミシェルトタルエナジーズ ガス・再生可能エネルギー・電力担当社長は、「この契約は、当社の統合された再生可能で柔軟な資産ポートフォリオを活用することにより、大手IT企業の高まるエネルギー需要を満たすトタルエナジーズの能力を示している。電力部門での12%の収益性という目標の達成にも貢献している」と述べている。
大局観
特に、トタルエナジーズは太陽光、風力、蓄電の各プロジェクトを含め、米国全土で合計100億kWの再生可能エネルギー資産を開発している。
そのうち10億kWは米国北東部のPJM市場に、40億kWはテキサス州にある。
今回のグーグルとのPPAは、Data4、STMicroelectronics N.V.(NYSE:STM)、サン・ゴバン、エア・リキード (OTC:AIQUY)、アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)、リオンデル・バセル・インダストリーズ(NYSE:LYB)、メルク、マイクロソフト、オレンジ、サソールなど、すでに多数の企業と提携関係を結んでいるトタルエナジーズの企業連携リストに新たに加わることになる。
ガイアナ沖契約
火曜日、トタルエナジーズ(40%、オペレーター)は、カタールエナジー(35%)、ペトロナス(25%)と共にガイアナ沖のS4ブロックにおける生産調整契約に署名した。
最近の収益リリース
先月、フランスのエネルギー大手は第3四半期に1株当たり1.77ドルの調整後収益を発表し、1.81ドルのコンセンサス予想を下回った。売上高は486億9000万ドルで、549億3000万ドルの予想も下回った。
同社は今年第4四半期、炭化水素の生産は前年比で約4%成長し、252万5000~257万5000バレル/日の範囲内に収まると予想している。
価格動向:TTE株は水曜日のプレマーケット取引で0.73%高の64.43ドルで取引されていた。
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