Infosys Ltd. (NYSE:INFY)は、企業がデジタルフォースを拡大し顧客との相互作用を改善するのに役立つソリューション群であるSalesforce, Inc.(NYSE:CRM)向けのInfosysカスタマーエクスペリエンススイートを発売した。このスイートは、InfosysとSalesforceの長年にわたるコラボレーションに基づいており、プロセスの自動化とAI駆動のサポートを目的としたAgentforceの提供に重点を置いている。
このソリューション群は、AIファースト・プラットフォームであるInfosys TopazとSalesforceの生成AIおよびエージェントAI機能を組み合わせている。サービスの問い合わせ、販売業務、従業員サポートを自動化し、コンテキスト対応の体験を提供する。既存のシステムと統合するように設計されたスイートは、リアルタイムの意思決定をサポートし、倫理的および規制上の基準を順守する。
Infosysは、研究所の販売プロセスを合理化するためにAgentforce SDRを展開し、応答時間を短縮した。あるメディア機関もこのプラットフォームを利用してトランザクションの問い合わせとケース処理時間を削減し、顧客サービスの指標を改善した。
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「エージェントAIは企業の運営方法を再定義している」とInfosysのEVP兼チーフデリバリーオフィサーであるディネーシュ・ラオは述べている。 「Salesforceとの協力体制を強化し、Agentforceの能力を高めることで、企業が新たな時代に優れた成果を上げるための独自の地位を築いている。」
Infosysのグループ企業であるFluidoは、このコラボレーションにおいて重要な役割を果たしており、Salesforce主導の変革を推進し、クライアントに効果的な結果をもたらしている。
Fluidoは、運営モデル、アプローチ、組織の価値観の変更を含む顧客体験の再考を通して、ヨーロッパの主要な研究技術機関の一つであるVTTを支援した。
最近の財務実績
7月、Infosysは1株あたり19セントの第1四半期の収益を報告し、アナリストの予想に一致し、前年同期の1株あたり18セントから5.6%増加した。
四半期の売上高は49.4億ドルで、アナリストのコンセンサス予想である48.4億ドルを約2%上回り、前年同期の47.1億ドルから4.8%増加した。
今後の見通しについて、Infosysは2026会計年度の売上高が前年比1~3%の範囲で成長すると予想している。
価格動向:INFYの株価は、前日の時間外取引で0.41%下落し16.98ドルだった。
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