企業向けAIの世界で高いリスクを抱える中、C3.ai Inc.(NYSE:AI)は長らくマイクロソフト(Microsoft Corp.)(NASDAQ:MSFT)のAzureエコシステムの広告塔として知られてきた。C3.aiは、マイクロソフトとの深い統合と共同の市場展開戦略によって支えられてきた「お気に入り」の存在であった。しかし、その勢いが大幅に低下したことで、その輝きも大きく損なわれている。
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MicrosoftのFabric推進でC3.aiの勢いは急落
Benzinga Edgeの株式ランキングによれば、C3.aiの勢いスコアは悲惨な水準の7.21パーセンタイルにまで落ち込み、複数の時間枠における価格の力強さで全銘柄の最下位水準となった。
この急落はパートナーリスクの深刻さを示している。マイクロソフトのFabricのような独自AIツールの積極的な推進は、C3.aiのようなサードパーティのプレーヤーを脇に追いやることになるからだ。
かつては命綱だった「Microsoftとのパートナーシップ」が勢いの低下の中心にある。2024年11月のMicrosoft Igniteで発表された提携の拡大により、AzureはC3.aiの優先クラウドとなり、2025会計年度第4四半期の契約の73%を占める共同契約が結ばれた。
しかし、55%の前年比成長を記録したFabric(エンドツーエンドの分析プラットフォーム)は現在AIをネイティブに統合しており、C3.aiの製品のような外部アプリへの依存度が低下している。
Nasdaqのレポートによると、アナリストはFabricのAI向けの「コンテキストレイヤー」によりパートナーエコシステムがなくなる可能性があると指摘しており、C3.aiの90%のパートナー主導の取引が突然脆弱になったことを意味している。
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2025年に57%以上急落したC3.ai
C3.aiは年初来で57.23%の下落を記録しており、11月10日のロイター通信の報道で、同社の経営陣が混乱する中で売却の可能性を探っていることが明らかになり状況は更に悪化した。
創設者でCEOのトーマス・ジーベルは健康上の問題で9月に退任し、経営の座を譲ったのはセールスフォース出身で買収経験を持つものの、低迷するAI企業の立て直しにおいて実績のないスティーブン・エイキアンであった。 –
C3.aiに関する他のランキングの見解は?
木曜日のプレマーケットでは、C3.aiの株価は0.067%下落した。成長ランキングが低いこともあり、短期、中期、長期で弱い価格動向を維持している。BenzingaのEdge Stock Rankingsによるパフォーマンスの詳細はこちらで確認できる。
BenzingaのAI向けEdge Stock Rankings次を読む:
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