カナダに本社を置くコヒア(Cohere)とドイツに本社を置くアレフ・アルファ(Aleph Alpha)は、合併の可能性について話し合っている。
合併に関する話し合いは今年の初めに始まり、現在ではその内容が進んでいると見られている。新会社の本社を両国に置くというのが企業の方針であると、ハンデルスブラット(紙)とロイターは報じている。
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コヒアとアレフ・アルファの双方がベルリンの支持を得ていると理解されているが、ドイツ政府は合併会社の「主要顧客」になることに関心があるようだ。
ドイツのカルステン・ヴィルトベルガー(Karsten Wildberger)デジタル大臣はハンデルスブラットに対し、ドイツとカナダはデジタル分野で緊密な連携をとっており、大手AI企業が提携することは「非常に強いメッセージ」を発信することになるだろうと語った。
アレフ・アルファはロイターに対し、AI業界全般に見られるように潜在的な戦略的パートナーシップについて定例的に議論を行っていることを説明し、独自の戦略を維持していることを強調した。その他のコメントはなかった。
コヒアは、ドイツおよびヨーロッパ全域のさまざまな企業や機関と関わりを持っており、国際的な成長計画に沿った戦略的機会を継続的に評価していると述べた。
先月、コヒアは、人工知能技術の発展のため、覚書を通じてサーブ(Saab)と戦略的パートナーシップを結んだ。今回のコラボレーションはカナダにおけるサーブのグローバルアイプログラムの向上に繋がることが期待されており、同システムの国際的なオペレーターにも恩恵をもたらす。
2月、コヒアは、カナダを皮切りに世界中でフルスタックの主権AIソリューションを提供するために、SAPと提携してプラットフォームを拡張していることを発表した。このコラボレーションは、コヒアのAIモデルをSAPのEU AIクラウドに統合した以前の取り組みを踏まえたもので、安全でスケーラブルなAIソリューションを構築し、グローバル企業向けにカスタマイズすることを目的としている。
コヒアは2019年に設立され、大規模言語モデル(LLM)と生成AIを専門としている。企業市場にサービスを提供することに重点を置き、企業向けにAI技術を構築しており、セキュリティ、データプライバシー、カスタマイズ性に重点を置いている。
こちらも2019年に設立されたアレフ・アルファは、公的機関、防衛、製造などの規制産業における複雑で重要な役割を担うアプリケーション向けに、主権的で説明可能かつ信頼性の高いLLMおよびマルチモーダルAIの開発を専門としているとウェブサイトで説明している。
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