GoodRx Holdings Inc. (NASDAQ:GDRX)は、約1%の伸びで、前年同期の1億9860万ドルの第4四半期の収益を報告し、約2億ドルの大まかな予想と1億9975万ドルのコンセンサスを下回った。
昨年の売り上げは7億9230万ドルで、約7億9400万ドルの予想を下回った。
同社の調整後1株利益(EPS)は9セントで、前年の8セントから上昇し、10セントのコンセンサスを下回った。
第4四半期の処方箋取引収益は0.8%増の1億4490万ドルになった。2024年の処方箋取引収益は5%増の5億7750万ドルで、有機的な増加要因は、月間アクティブユーザー(MAU)が7%増加し、統合節約プログラムの拡大に伴って処方箋取引収益の成長が見られた点にある。
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GoodRxは、処方箋取引とサブスクリプションサービスの両面で、2024年第4四半期を使用した処方箋関連の利用者が700万人を超えた。月間アクティブユーザーは660万人で、サブスクリプションプランは68.4万人。
2024年のサブスクリプション収益は8%減の8650万ドルに減少し、主な原因はパートナーシップサブスクリプションプログラム「Kroger Savings Club」のサービス終了に伴うサブスクリプションプランの減少にある。第4四半期には、サブスクリプション収益は1070万ドル(10.7%減)に落ち込んだ。
第4四半期の製薬メーカー向けソリューション収益は2440万ドルから2,810万ドルに増加した。2024年の製薬メーカー向けソリューション収益は2,1072万ドル(26%増)となり、この増加要因は、製薬メーカーや他の顧客との市場浸透を拡大している同社の有機的な成長によるもの。
第4四半期の調整後EBITDA(償却・減価償却前利益)は6,708万ドル、2024年は2億6020万ドルとなった。
見通し:処方箋の節約プラットフォームは、2025年の売り上げ見通しを8億1000万〜8億4000万ドル(コンセンサスの8億2557万ドルに対して2〜6%増)とし、2025年の償却減価償却前利益(EBITDA)の予想は2億7000万〜2億8600万ドルとしている。
GoodRxは2025年第1四半期の売り上げを2億1000万〜2億500万ドル(前年同期比2〜4%増)と予測し、コンセンサスの2億2500万ドルのEBITDAコンセンサス予想となる。
株価動向: 米国時間の最終取引時点でGDRX株は1株5.12ドルで4.6%上昇。
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