ジム・クレイマーは、投資家が自ら問題を作り出している可能性があると考えている。木曜日にXに投稿した記事の中で、CNBCのホストは、イーロン・マスクのスペースXを取り巻く興奮と、最終的にS&P 500に組み入れられるのではないかという憶測の高まりが、市場の最大の勝者の一部からの異常な資金流出を促している可能性があると主張した。
「我々は自ら弱気の問題を作り出している」とクレイマーは書いた。「私が最も恐れていること、つまりスペースXの4兆ドルの評価額の上にS&Pの組み入れを浮かべているのだ」
この発言は、スペースXが待望の株式公開を控えて見出しを独占している中でなされたもので、投資家は同社の取引開始後の価値を測ろうと躍起になっている。
スペースXの機会費用
クレイマーの懸念は、スペースXに潜在能力がないということではない。
むしろ、投資家は、エヌビディア (NASDAQ:NVDA)、アップル (NASDAQ:AAPL)、アマゾン・ドット・コム (NASDAQ:AMZN)、マイクロソフト (NASDAQ:MSFT)などの株を売却し、マスクの民間宇宙企業への執着を強めているのではないかと示唆した。
「我々はイーロンに夢中なので売り手はいない。だからエヌビディア、アップル、アマゾン、マイクロソフトを売るのだ」と彼は書いた。
このコメントは、市場の歴史の中で繰り返し見られた現象を浮き彫りにしている。すなわち、投資家はしばしば、すでに機能している株式のポジションを削減することで、次の大きなチャンスに資金を提供しているのだ。
今回の場合、皮肉は見逃せない。
エヌビディアは依然として人工知能ブームの最大の受益者の1つである。マイクロソフトとアマゾンはAIインフラの拡大に数百億ドルを費やしている。アップルは依然として世界で最も価値のある企業の1つである。
それでもクレイマーによると、投資家は株式市場にすら到達していない企業にますます注目している可能性がある。
次の大きな市場の物語?
クレイマーが引用した4兆ドルの数字は、スペースXを世界で最も価値のある企業の1つに位置づけることになる。
支持者は、同社の打ち上げサービスにおける優位性、スターリンクの急速な成長、マスクのAIにおける野望を、評価額が最終的に正当化される可能性がある理由として挙げている。
しかしクレイマーにとって、より大きな問題は投資家の行動であるようだ。
彼の警告は必ずしもスペースXの評価額が高すぎるということではなかった。むしろ、投資家が次のマスクの夢を追いかけるために何を売る気になるかということだった。
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