ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)は2025年の最も予期せぬモメンタム銘柄に静かに変貌を遂げている。今年に入って約45%上昇し、12月10日に80.80ドルで取引を終えた。これは、2009年の破産時代以前以来の最高水準である。
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株価が1日で4.7%ジャンプしただけでもニュースになるが、実際の注目点は同社の自律走行車(AV)事業に新たな誇りを取り戻したことだ。その自信には名前がある。それは、元テスラ(NASDAQ:TSLA)およびオーロラ・イノベーション(NASDAQ:AUR)のスターリング・アンダーソン氏である。アンダーソンは現在、GMの自動運転戦略を指揮しており、すでに業界では「シリコンバレーのカウボーイ」として知られている。
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GMの自律走行リーダーシップの変化
アンダーソン効果はちょうどGMが変曲点に差し掛かっている時にやってきた。GMは電気自動車(EV)に対する野心を削り、生産を再調整し、規律ある資本配分を推し進めたが、同社は自律走行に再び傾倒している。しかし今回は、EVとAVの双方の立場を経験している技術者とともにである。
投資家は、アンダーソン氏の到着をGMが掃除するだけの段階から攻勢の段階に移行する合図とみなし、テスラが長年主張してきた自律走行の王者の座に直接競合するストーリーラインを導入した。
ウォール街、EV勝者を見直す
ゴールドマン・サックスは、予想を上回る第3四半期の決算と戦略的リセットが実を結びつつあることを示し、目標株価を93ドルに引き上げ、買い評価を確認した。
ウェルズ・ファーゴはまだ売り評価の異端児かもしれないが、アナリストのコンセンサスは強い買い評価に傾いている。これは、レガシーなデトロイト企業であるGMに、シリコンバレーのEV企業の看板銘柄よりも熱意が注がれているという稀な状況である。
配当は1株あたり0.15ドルで安定しており、テスラの配当では味わえないリスク・リターンの計算を可能にしている。
忍び寄るテスラとの比較
テスラは何年もの間、EV市場のトーンを決定してきた。 しかし今、GMは再編の規律、収益性の向上、そして高名な新規採用者の手による自律走行の再起動を基盤とした対抗物語を作り上げつつある。
もしアンダーソン氏が望む結果を出したら、GMは株価を上昇させるだけでなく競争のシナリオを書き換えることになるだろう。
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画像は人工知能「ジェミニ」によって作成されました。

