アムニール製薬(Amneal Pharmaceuticals Inc)(NASDAQ:AMRX)は、第3四半期の調整後1株利益が0.16ドル(約18円)、前年の0.19ドルから減少し、0.14ドルのコンセンサスを上回る決算を発表した。
同社は7億2470万ドルの売上を報告しており、これは前年同期比13%の増収で、6億9680万ドルのコンセンサスを上回っている。
ジェネリック医薬品の純収益は、新製品ローンチやバイオシミラーの業績が好調だったことから、9%増の4億2735万ドルとなった。
専門医薬品の純収益は19%増の1億1564万ドルとなり、神経学および内分泌学で注力している注目製品によって業績が後押しされた。なお、同社はパーキンソン病治療薬として最近、CREXONT、ONGENTYSを発売した。
AvKAREの純収益は21%増の1億5949万ドルとなり、販売チャネル全般と政府ラベルの販売チャネルでの成長が後押しされた。
2024年第3四半期の調整後EBITDAは1億5800万ドルで、2023年第3四半期から2%増。強い業績と高い粗利益によるもので一部は、同社が2024年第3四半期に単独でオマリズマブの独占ライセンスに関連する2,000万ドルの研究開発のマイルストーン支払いによって一部が相殺されている。
「第3四半期は、私たちが多様なビジネスにおいて引き続き強い財務業績を達成し、長期的な成長を確立するための3つの戦略的行動を発表した素晴らしい四半期となりました:
- パーキンソン病治療薬としてCREXONTを発売しました。
- 肥満および代謝性疾患向け次世代医薬品の開発および供給のため、Metsera, Inc.との提携を発表しました。
- 新たに高付加価値バイオシミラーに特許を取得することで、当社のバイオシミラーパイプラインを拡充しました。」と、Chirag氏とChintu Patel氏(共同最高経営責任者)は語った。
今後の見通し: ガイダンス:アムニール製薬は、2024年の純収益見通しをそれぞれ27億ドル~28億ドル、1株当たり利益(調整後)の見通しを0.57ドル~0.63ドルと再確認している。市場予想ではそれぞれ27億6000万ドルと0.60ドル。
同社の2024年の調整後EBITDAの見通しは6億1000万ドル~6億3000万ドル、運用キャッシュフローの見通しは2億8000万ドル~3億2000万ドル、有形固定資産の見通しは6,000万ドル~7,000万ドル。
株価の動き:金曜日の最終取引時点で、今回の決算発表の間、AMRX株は前日比4.88%安の8.19ドルで推移している。
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