テスラ・インク(NASDAQ:TSLA)は、同社のエンジニアであるウェス・モリル氏が、先日の一件についての非難に対し、高級な「サイバートラック」の所有者を他の所有者よりも優先的に扱っていないと答えた。
出来事先週、あるX氏は『私がサイバートラックのライトバーを受け取っていない。他の方々(注:高級な「サイバートラック」の所有者)は受け取っているのに、とても残念な気持ちになる。私たちのお金も彼らと同じように大切なものだと思うのだが…』と、テスラのエグゼクティブであるウェス・モリル氏とLars Moravy氏に書き送った。
しかしモリル氏は、同社はライトバーの生産を急ピッチで進めており、お客様には製造順に届けられていると語った。
「効率を上げるためにサービスセンターごとに設置をまとめて行うようにしているのですが、そのためには一部の設置は順番を飛ぶことになります」とモリル氏は語り、一部のドライバーを不公平に扱っているとする非難を否定した。
「一言だけ述べると、カイル氏は0001xx vin(注:英数字の識別番号)を持っているんです」とモリル氏は付け加え、YouTuberがサイバートラックを早く受け取ることができたと暗示している。
なぜ重要なのかサイバートラックライトバーは、車をオフロードで運転する際の視認性を高めるために取り付けることができるアクセサリーだ。このライトバーは、ユーチューバー、自動車愛好家として有名なKyle Conner氏のような人気のある個人が受け取っているというものだ。 このため、全てのファウンデーションシリーズCyberbeastモデルの所有者がライトバーを受け取る資格があるが、まだ受け取っていない顧客もいるだろう。
テスラは2023年11月末、アメリカの顧客に初めてサイバートラックの納品を開始した。この車の価格は、限定版のファウンデーションシリーズサイバートラックが10万ドル台、それ以外のサイバートラックが約8万ドルから始まっている。
自動車調査会社ケリーブルーブック(Kelley Blue Book)のデータによると、テスラは第3四半期に1万6692台のサイバートラックを販売し、その結果、サイバートラックは米国の電気自動車の中で、テスラのModel Y SUV、Model 3セダンに次ぐ第3位の売り上げを記録した。
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写真提供:シャッターストック