本日、Roblox Corp.(NYSE:RBLX)は、同社の多くのユーザーである子どもたちの安全を高めるために新しいツールを発表した。これらのアップデートにより、親は遠隔で子供のアカウントを管理し、友達リストを表示し、プレイ時間の制限を設定できる。
本日よりRobloxは、コンテンツのラベリングシステムを簡略化し、デフォルトで9歳未満の子どもたちに制限をかけることで、ゲームや体験を制限すると発表した。今後数か月で、13歳未満のユーザーがゲーム外で他のユーザーに直接メッセージを送れないようにする追加の対策を講じるとともに、ゲーム内のコミュニケーションを公開メッセージのみに制限する。
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“私たちは20年近くにわたって強力な安全システムを構築してきましたが、私たちは常にこれ以上のことができると考えています。”とRobloxの最高セーフティオフィサーであるMatt Kaufman氏は述べています。 「今回のクォーターではRobloxの1日あたりのアクティブユーザー数に関する過去最高の平均数が記録されましたが(8800万人以上)、プラットフォームの規模が拡大するにつれ、私たちは常に私たちの安全対策が進化していくものであると認識してきました。 本日の発表は、それを具体化したものです。”
これらの変更は、最近のアップデートに続くもので、そのアップデートでインゲームのチャット機能の利用に親の許可が必要になったことや、13歳未満のユーザー向けのソーシャルスペースの使用が禁止されたことが含まれている。 Robloxは、後者の決定について「潜在的なリスクをもたらす可能性のあるユーザーの行動」を理由に挙げました。
続く安全に対する懸念
Robloxは、自社プラットフォームの安全性に対して批判を浴びている。今年早くもBloombergのレポートによると、2024年にRobloxが報告した子供の搾取のインスタンスは13,316件、その結果、ゲーム内でのインタラクションから二十以上の逮捕者が出ている。
Robloxは、新しい安全機能を開発するために、NAMLE(国立メディアリテラシー教育協会)やFOSI(ファミリーオンラインセーフティ協会)などの団体の専門家と協議したと述べている。
同社は、これらのアップデートは、親と子供への調査、そして子供の安全を担当する組織からの意見を取り入れた、自社内部の調査に基づいていると指摘した。
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