水曜日、Unusual Machines, Inc.(AMEX:UMAC)の株は上昇して取引されている。
この米国のドローン製造業者は、大統領の息子であるドナルド・トランプ氏Jr.が同社の顧問に就任することを発表するなど、成長するドローン業界での地位を強化するための注目すべき動きを見せた。
トランプ氏Jr.氏は、この取締役会に重要な専門知識をもたらすだけでなく、このアポイントは同社が米国でのドローンの部品製造を取り戻そうとしている「転換期」としての意味を持つ。
同社のCEOであるアラン・エバンス氏は、ドナルド・トランプ氏Jr.の経験が同社が事業拡大を進める上で非常に貴重なものであることを強調している。
同氏によると、この任命は、同社が米国でのドローンの部品製造への取り組みにおいて、彼の経験が不可欠なものとなるという。
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ドナルド・トランプJr.氏は、「ドローンが必要であることは明らかであり、また、私たちが中国製のドローンや部品を買うのを止めなければならないことも明らかだ」と述べた。「Unusual Machinesが米国にドローン製造の仕事を取り戻すために行っていることが大好きで、運動の中でより大きな役割を果たすことが楽しみだ」と続けた。
同社はこの方向に進展を遂げており、最近は外国製ドローンの部品への依存を減らすことを強調した製品であるBrave F7 FPVフライトコントローラーを発売している。
財務面では、同社は28%増の約153万ドル(約1億6600万円)を記録し、前四半期比9%増となっている。売上高5,000万ドル(約543億円)を目標とする同社の2024会計年度の目標に対して、同社の総利益率は26%となっている。
同社はまた、Rotor Riotの業務を拡大し、新しい米国製のコンポーネントを導入し、今後数カ月でエンタープライズ向けの販売を拡大する予定だ。
株価動向: 水曜日の最新情報によると、UMAC株は84%上昇の9.86ドルで取引が行われている。
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画像提供:Shutterstock / Dmitry Kalinovsky