月曜のプレマーケット取引で、トランプ・メディア&テクノロジー(NASDAQ:DJT)の株価が2%以上急騰した。これは、次期大統領のドナルド・トランプ氏が感謝祭休暇中に、カシュヤップ・パテル氏を連邦捜査局(FBI)長に選出したことが明らかになったためだ。
出来事の詳細: Pate氏は現在、トランプ氏が主に所有する会社であるトランプメディアの取締役会のメンバーを務めている。FBI長就任の報によると、21年から20年に掛けての間、Patel氏は他の国家安全保障の役職を務めていた。トランプメディアは、Truth Socialというソーシャルメディアプラットフォームを運営している。
トランプメディアCEOのデビン・ヌネス氏は、Patel氏がFBI長に就任することを「素晴らしい選択」と評価した。
トランプメディアが発行したプレスリリースによると、Nunes氏は次のように語った。
「Kashとは、情報機関内のロシアの陰謀の噂を広めている破壊工作員を暴くために密に協力してきました。」
「Kashは、FBIの腐敗を暴くための知性と恐れを持っており、(情報機関の)有害な政治化を元に戻し、局の基本的な誠実さを回復することができるでしょう。」
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Patel氏は、ロイターの報告によると、FBIの活動の焦点を犯罪問題へと再調整し、同局の情報収集を削減すると誓ったという。
Patel氏は9月に行われたインタビューの中で、「FBIが抱える最大の問題は、情報収集活動から生じている」と述べ、「その部門を切り離す。FBIのフーバー・ビルを閉鎖し、翌日それをディープステート(*)の博物館として再オープンする」と語っている。
株価の推移: 金曜日、トランプメディアの株価は31.60ドルでクローズし、1日の終わりに3.8%上昇した。月曜日のプレマーケット取引で、株価は2%以上上昇した。Benzinga Proのデータによると、今年に入ってからのトランプメディアの株価は81%上昇している。
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