アルセリックス(Arcellx, Inc.)(NASDAQ:ACLX)は、再発性または難治性多発性骨髄腫(RRMM)を患う患者を対象とした他の研究(anitocabtagene autoleucel、anito-cel)の第2相重要な試験ダッタを公表した。
このデータは、米国血液学会(ASH)年次総会および展示会で発表される予定だ。anito-celは、ギリアドサイエンス社(NASDAQ:GILD)が所有しているKite社と提携している。
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第2相iMMagine-1試験のデータは10月31日のデータカットオフ日からのもので、有効性評価対象の患者の中央フォローアップ期間は9.5ヶ月となっている。
データカット時点では、anito-celの治療を受けた少なくとも2ヶ月間のフォローアップに基づき、有効性について86人の患者が評価対象となっており、anito-celの治療を受けた少なくとも1ヶ月間のフォローアップに基づいて、安全性について98人の患者が評価対象となっている。
第2相iMMagine-1試験の予備的な結果は、高リスクの4次ラインまたはそれ以上のRRMM集団における深く持続的な反応を示し、トリプルおよびペンタクラスの難治性疾患を含む予測可能で管理可能な安全性プロファイルを示している。
総合反応率(ORR)は97%(86/83)、完全反応/厳格な完全反応率(CR/sCR)は62%(86/53)、非常に良好な部分反応以上(>VGPR)の率は81パーセント(86/70)だった。
最小残存病変(MRD)テストの評価可能な患者のうち、93.1%(58/54)が少なくとも10-5の感度でMRD陰性を達成した。
メディアン無増悪生存期間(mPFS)および総生存期間(OS)は達成されていない。6か月の無増悪生存率(PFS)とOS率はそれぞれ93.3%と96.5%で、12か月のPFSとOS率はそれぞれ78.5%と96.5%。
anito-celで投与された150人以上の患者のうち、最小でも遅れたまたは非ICANS神経毒性(パーキンソン症なし、脳神経麻痺なし、ギラン・バレー症候群なし)は観察されていない。
株価動向:月曜日最後のチェック時点でプレマーケットセッションでACLX株は前回終値比6.46%高い90.01ドルで推移。
写真提供:シャッターストック
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