月曜のプレマーケットで、パランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies Inc.)(NASDAQ:PLTR)の株価が上昇している。そうなったのは、同社が米特殊作戦軍(USSOCOM)との拡大となる3,680万ドルの契約を発表したためだ。
同契約は、1年間の納入契約であり、USSOCOMのミッションコマンドシステム(MCS)のリードソフトウェアインテグレーターをパランティアが務めるもので、また、同社が世界中の米特殊作戦部隊(SOF)に提供する技術サポートを拡大するものでもある。
この契約は、パランティアの複数ベンダー開発エコシステムおよびオントロジーソフトウェア開発キットを活用して、エッジでのソフトウェアの展開を加速するものだ。
拡大されたパートナーシップには、USSOCOMのより広範なコマンドでのパイロットプロジェクトも含まれており、重点はパランティアの高度な人工知能機能をUSSOCOMの運用に統合することに置かれている。
この契約により、パランティアのミッションマネージャーがSOF部隊に初めて展開されることになる。
ミッションマネージャーは、セキュリティの確保されたKubernetesベースのインフラストラクチャーを使用しており、第三者の技術を安全な環境に統合することを簡略化している。
これにより、政府管理者は、さまざまな環境(クラウド、エッジ、接続または非接続)で運用態勢、リスク評価、意思決定に対する完全な可視性を獲得することができる。
このアプローチにより、厳しいセキュリティ基準に準拠しながら、パランティアのエコシステム内の機能が向上する。
パランティアアメリカ合衆国政府(Palantir USG)の社長であるアカシュ・ジェイン氏は、「パランティアのミッションマネージャーは、米政府ミッションのための商用機能を有効活用し、米国政府のミッションにソフトウェアの提供を行うことで、国防産業の革新を実現した」と語った。
同氏はまた、「USSOCOMは、企業向けのソフトウェアが戦場での差別化要因になることを理解しており、私たちは世界中のUSSOCOM部隊をサポートするという約束を果たすことに断固としている」と続けた。
投資家は、 REX AI Equity Premium Income ETF(NASDAQ:AIPI)と ProShares Big Data Refiners ETF(NYSE:DAT)を通じて、パランティアに対する露出を得ることができる。
株価動向:月曜の最新情報では、プレマーケットでPLTR株は7.51%上昇し、1株82.07ドルになっている。
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