Joby Aviation, Inc.(NYSE:JOBY)は、米連邦航空局(FAA)の認証取得に向けた大きな前進を果たしつつあり、株価もプレマーケット取引で上昇している。その発表によれば、Jobyは大きな業績を成し遂げた。
同社はFAAの航空機構造(エアロストラクチャー)の認証取得に向け、重要な一連の試験を成功裏に完了した。
Joby製テール構造の静的荷重試験が成功裏に終了したのは、同社がFAA代表者を前にしてこのようなテストを行った初めての事例となる。
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この試験は、カリフォルニア州サンタクルーズで実施され、機体の構造、部品、システムなど、航空機のあらゆる重要な側面にわたる包括的なテストキャンペーンの一環をなしている。
これらの試験から得られたデータは、Jobyの電動エアタクシーを市場にもたらす過程での重要なステップであるFAAの型式証明プロセスにおいて、極めて重要なものとなる。Joby航空の航空機OEM会長であるディディエ・パパドプロス氏は、同試験の成功について「同社のエンジニアリング、テスト、認証、製造チームが何年にもわたり取り組んできた成果だ」と語った。
Joby製の電動エアタクシーは、最大で時速200マイルの速度でパイロットと最大4人の乗客を乗せることが可能で、従来のヘリコプターに比べて大幅に静かで、かつ零排出が特徴だ。
株価の動き:最終確認時点の株価は7.990ドル(約874円)、前場で1.13%上昇している。
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写真: Joby Aviation