CNNマネーのFear and Greed指数は、先週金曜日「恐怖」ゾーンに動いたことにより、恐怖のレベルが若干緩和されたことを示している。
ダウ工業株30種平均は金曜日上昇し、セッション中に500ポイント近く急伸した。
金曜日、主要指数が上昇したとは言え、3つの平均が先週には下落した。ダウは2.3%ほど減少し、3週連続での下落となった。S&P500は約2%減少、ナスダック総合指数は先週約1.8%下がっている。
経済データの面では、米国の11月の月次個人消費支出物価指数は0.1%上昇し、前の2ヶ月と同じ割合の0.2%から下がっており、市場予想の0.2%よりも低い。ミシガン大学消費者信頼感指数は12月に74に上昇し、4月以来の最高レベルを記録し、11月の71.8に対しても上昇した。
金曜日には、Carnival Corporation(NYSE:CCL)が第4四半期の業績を予想を上回る形で発表した。
S&P500の全セクターは、金曜日にはポジティブな結果を出しており、公益事業、不動産、情報技術の株が最大の利益を記録した。
金曜日には、ダウは約498ポイント上昇して、42,840.26で終了した。S&P500は1.09%上昇し、5,930.85で終了し、ナスダック総合指数は1.03%上昇し、19,572.60で終了した。
投資家は金曜日、Limoneira Company(NASDAQ:LMNR)、Bridgeline Digital, Inc。(NASDAQ:BLIN)の業績を発表することを待っており、また金曜日には Anavex Life Sciences Corp (NASDAQ:AVXL)の決算発表も予定されている。
CNNビジネスのFear & Greed指数とは?
現在の28.1で、先週金曜日には以前の21.9から「恐怖」ゾーンに移動した。
フィアー&グリード指数(Fear & Greed Index)は、現在の市場のセンチメントを測定する指標である。 この指標は、恐怖が高まると株価に圧力がかかり、一方で欲が強まると株価が上昇するという前提に基づいている。 この指標は、7つの同じ重みづけをした指標に基づいて計算される。 この指標は0から100の範囲を持ち、0が最大の恐怖を意味し、100が最大の欲を示す。
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写真提供:シャッターストック