EV(電気自動車)大手のTesla Inc.(NASDAQ:TSLA)は11,000以上のスーパーチャージャースタンドを新たに設置し、スーパーチャージャーの総数を65,000以上に拡大させたと、同社は2日発表した。
出来事同社はこの進捗を、ソーシャルメディアプラットフォーム「X」上での投稿で報告した。また、3か国にもスーパーチャージャーを新たに追加したとも同社は述べている。
2023年末時点で、Teslaは世界中で54,892基のスーパーチャージャーコネクタを有していた。2024年第3四半期末時点ではこの数が62,421基に上昇し、年末時点で65,000基以上になった。
同社のスーパーチャージャーネットワークの成長については、今年4月に同社が少なくとも世界中の従業員の10%を解雇することを発表して以来、疑問視されていた。この解雇はスーパーチャージャーチームの500人にも影響を与え、そしてTeslaの充電インフラ担当シニアディレクターであったRebecca Tinucci氏も退社した。
今回の出来事の意義(ツボを押さえた)Tesla CEOであるイーロン・マスク氏は6月のTeslaの株主総会で、自社のスーパーチャージャーネットワークが「大幅に誇張された」噂が出ている点について反論していた。
「当社のスーパーチャージャーネットワークは引き続き成長を続けている」とマスク氏は語った。
同氏は、「私たちのスーパーチャージャーネットワークは引き続き成長を続けている」と語り、今年も業界全体で合わせたスーパーチャージャーよりも、より多くを展開するとした。
マスク氏によれば、今年Teslaはこのネットワークを拡張するために5億ドルを投資する予定だ。
ただしTeslaは2023年、2024年ではなく、新たに12,500台以上のスーパーチャージャーを追加した。
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