水曜日、全体の市場感情は後退し、CNNマネー・フィアー&グリード指数が引き続き「恐怖」ゾーンにとどまった。
ダウ工業株30種平均株価指数は、この日のセッション中に100ポイント以上上昇し、主にプラスで推移。
2021年1月5日に公表された連邦準備制度理事会(FRB)の12月の会合の議事録によると、FRB理事たちは、任期満了で退任するトランプ政権の次期大統領ドナルド・トランプの政策とそれがインフレにどのような影響を及ぼすかについて不確実な状況だと認識している。
Acuity Brands Inc.(NYSE:AYI)は、自社の2019年第1四半期決算で予想を下回る収益を報告した。
米国の12月の雇用統計では、民間企業が11月の14万6000人から122,000人増を記録し、予想を下回る結果となった。米国の初期失業保険申請件数は10,000件減の20万1000件となり、11か月ぶりの最低水準を記録し、市場の予想(21万8000件)を下回った。
S&P500銘柄の大部分はプラスでクローズし、水曜日には、主要セクターで、コンシューマーステープル、ヘルスケア、素材株が最も上昇を記録した。ただし、エネルギー、通信サービス銘柄は全体のトレンドからは逸れ、セッションを下げで終えた。
ダウ工業株30種平均は水曜日、107ポイント上昇し、42,635.20で終了。S&P500は0.16%上昇して5,918.25、一方、ナスダック総合指数は水曜日のセッションで0.06%下落し、19,478.88で終了した。
本日の株式ニュース: ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(NASDAQ:WBA)コンステレーション・ブランズ社(NYSE:STZ)デルタ航空(NYSE:DAL)が、第4四半期決算を発表
【CNNビジネスのフィアー&グリード指数とは?】
水曜日の現在の読み取り値は32.4で、前回は35.8だった。この日、その指数は「恐怖」ゾーンに留まっている。
フィアー&グリード指数は、現在の市場の感情を測定するもので、株式相場が下がるほど恐怖感が増すという前提に基づいている一方、株価が上昇するほど欲が出るという前提にも基づいている。この指数は7つの等重の指標に基づいて算出されており、0から100までの範囲を持つ。0は最大の恐怖を示し、100は最大の欲望を示す。
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