金曜日、Invivyd社(NASDAQ:IVVD)は、新たな体外中和データが、Pemgarda(ペミビバート)と新薬候補のVYD2311が新型コロナウイルス変異株XECに対して中和作用を持続していることを発表した。
同社の株は強いセッションボリュームで取引されており、総額1230万ドルの取引が行われている。これに対し、Benzinga Proのデータによると、平均取引高は757.02万ドルだ。
これは、PemgardaとVYD2311の構造生物学に基づく先行データとほぼ一致しているものである。
米国疾病対策センター(CDC)の推定によれば、新型コロナウイルスの変異株XECとKP.3.1.1は、2024年12月21日までの2週間で、合計69%の米国内で流通している新型コロナウイルス株を占めているという。
Invivydは、COVID-19との闘いの一環として新たなデータを作成した。同社は、第三者の偽ウイルスシステムを利用し、日々作成されるPemgardaとVYD2311の本物のデータを定期的にテストしており、これにより同社製のペミビバートに対する広範な構造ベースと独自のアナリティクスを活用している。
Invivydは、現在米国で流通している新型コロナウイルスの75%以上の変異株と、これまでにテストされたすべての以前の変異株に対して、Pemgardaの中和活性があることを示した。
さらに同社は、新型コロナウイルスのBA.1株系統(オミクロン株)が報告されて以来の新型コロナウイルス病変の臨床的な変異体は、その構造的な整合性が保たれている限り、ペミビバートに感受性を持っていると推定している。
したがって、ペミビバートが構造的にはオミクロン株のBA.1以来変化していない限り、Invivydは、Pemgardaの中和活性には、予想通り、定量的なバリエーションの変化を除いて、将来の見通しで大きな変化はないと予想している。
Invivydは、2021年11月に、ペミビバートの新型コロナウイルス予防薬としての予防力を検証する第3相臨床試験(CANOPY)の論文のプレプリントをMedRxiv にアップロードしたと発表していた。
株価動向:IVVDの株価は一時0.4357ドル(約49.2円)で5.5%の下落を記録している。
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