Quantum Computing Inc.(NASDAQ:QUBT)の株は、水曜日に上昇して取引されている。
このニュースは、CEOのJensen Huang氏が実用的な量子コンピューティングは20年後になる可能性もあると発言してわずか数日後の発表となる。
また、この発表は、Microsoft Corporation(NASDAQ:MSFT)がグローバルサミットの場で2025年までにビジネスクライアントを「量子対応」にすると発表した際にもなされた。
Quantum Computingだけが大幅な利益を上げたわけではなく、D-Wave Quantum Inc.(NYSE:QBTS)など、他の企業も大きな利益を挙げている。この急上昇は、量子コンピューティング技術への期待感と投資が高まっていることを物語っている。
一方で、Quantum ComputingはSanders Tri-Institutional Therapeutics Discovery Instituteと提携して、生物医学の計算研究を進める。
Quantum ComputingはSanders TDIに、複雑な生物医学の課題に対して量子コンピューティングを活用できるDirac-3エントロピー量子コンピューティングマシンへのアクセスを提供する。
Sanders TDIは、ニューヨークのある研究機関のコラボレーションであり、医薬品の発見と疾患の進行に焦点を当てている。この提携によって、バイオモレキュラーモデリングのための量子技術が活用され、計算化学の潜在的な応用が探求される予定だ。
Quantum ComputingのCEOであるWilliam McGann氏は、この提携を、量子コンピューティングを医療の現実世界での応用に取り組む上での重要な一歩として強調している。
「この提携は、私たちの使命である量子マシンの利用可能かつ手頃な価格での提供と完璧に一致しており、QCiによって量子コンピューティング技術の威力が実証され実践されている多くの実際のアプリケーションの1つです」とMcGann氏は述べている。
株価動向:水曜日の最終確認時点で、QUBTの株は33%高の9.88ドルで取引されている。
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