月曜日、欧州委員会は、GSK(NYSE:GSK)のJemperli(dostarlimab)が、初めての治療として化学療法(カルボプラチンおよびパクリタキセル)と併用して、組織内がんの初期進行または再発を来たす大人の患者に対して承認を与えた。
この承認によって、欧州連合(EU)におけるJemperliと化学療法の以前の指標に、ミスマッチ修復プロフィシェント(MMRp)/マイクロ衛星安定(MSS)腫瘍を有する患者も含まれ、これは組織内がんの診断を受けた患者の約75%を占め、かつ治療法が限られている患者となる。
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欧州委員会によるJemperliと化学療法の使用範囲の拡大に関する承認は、RUBYフェーズ3試験の第1部からの結果に基づいている。
会社によれば、RUBYフェーズ1(RUBY Part 1)は、組織内がんの初期進行または再発を来たす患者の全人口において、化学療法単独と比較して臨床的に有意で統計的に有意な全生存期間の利益が示された、このような設定の中で唯一の臨床試験であり、死亡リスクが31%低減した。
2.5年後のタイムマーカーで、Jemperliプラス化学療法群(245例)での存命期間は、化学療法単独群(249例)の49%に比べて61%となった。
さらに、Jemperliプラス化学療法群において、化学療法単独と比較して16.4か月の中央全生存期間(OS)の改善が観察された。中央フォローアップ期間は3年以上。
RUBYフェーズ1からの安全性および耐容性に関する分析では、Jemperliプラスカルボプラチン-パクリタキセルによる治療は、個々の製剤の既知の安全性プロファイルと一般的に一致していたという。
米国におけるJemperliと化学療法の添付文書の拡大は、2024年8月に組織内がんの初期進行または再発を来たす大人の患者全員に対して拡大された。
最近、GSKは、消化管間質腫瘍に対する精密な治療法に焦点を当てたバイオファーマ企業であるIDRx, Inc.(アイディーレックス)を10億ドルで買収することに合意した。
株価動向:本日の最終確認時点でGSK株は0.76%高の33.69ドル。
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