<コムキャスト>(NASDAQ:CMCSA)は、先週木曜日、第4四半期決算が予想を上回る業績を報告した。
同四半期の売上は前年同期比2.1%増の319.2億ドル(約3兆4232億円)を記録し、アナリストの予想額316.4億ドルを上回った。また、同四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は96セントで、アナリストの予想86セントを上回った。
メディア部門の売上は前年同期比3.5%増の722億ドルだった。
Peacockの有料登録者は前年同期比29%増の3600万人、売上は前年同期比28%増の13億ドルを記録した。
スタジオの売上は前年同期比6.7%増の327億ドルとなり、『ウィケッド』や『The Wild Robot』などのスクリーン収益が増加した。一方、遊園地部門の売上は前年同期比0.1%増の237億ドル、アメリカ国内のテーマパークの収益が下がったため、来園者数が減少した結果だ。
Comcast CorporationのBrian L. Roberts最高経営責任者(CEO)兼会長は、「当社は記録的な売上、EBITDA、EPS、さらには大幅なフリーキャッシュフローを達成し、創業60年の歴史の中で最高の財務業績を記録しました」と述べた。
木曜日、Comcastの株価は11%下落し、33.25ドルで取引を終了した。
一部アナリストが、同社の決算発表に伴い、Comcastの株価ターゲットに変更を加えた。
- ゴールドマン・サックスのMichael Ngアナリストは、Comcastを「バイ(買い)」で維持し、株価ターゲットを50ドルから44ドルに引き下げた。
- BofA証券のJessica Reif Cohenアナリストは、Comcastの格付けを「バイ」から「ニュートラル」に引き下げ、株価予想を50ドルから38ドルに引き下げた。
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