水曜のプレマーケットで、ジョンソン・コントロールズ・インターナショナル (NYSE:JCI) の株価が上昇している。
同社は、売上高が54億ドル(約6,000億円)で前年比4%増となり、52.9億ドル(約5,830億円)というコンセンサス予想を上回った。
また、四半期純利益は19億2000万ドルで、純利益率は35.5%。一方で、販売、一般管理、経理費は13億9000万ドル、売上高の4.8%増だった。
継続事業からの利益は3億6100万ドルで、運営利益率は6.6%、つまり10ベーシスポイントで拡大した。
また、株主総会は、2025年3月12日からJoakim Weidemanis氏を最高経営責任者(CEO)に任命することを発表した。
なお、Weidemanis氏は、徹底的な事業継承プロセスに続き、George Oliver氏の後任となる。Oliver氏は2025年7月31日まで、非執行役の会長として引き続き会社に残り、その後は2016年以来、同社の取締役を務めてきたMark Vergnano氏が新会長に就任する。
ジョンソン・コントロールズは2024年12月31日現在、13億ドル相当の現金および現金同等物を保有している。
ジョンソン・コントロールズのGeorge Oliver社長兼CEOは「同社が純粋なビルソリューションプロバイダーとして、ポートフォリオをシンプルにするという成功した戦略を反映し、我々が持つもう1つの強い四半期を誇りに思う。」と述べている。
「私たちは独自の付加価値提案に基づいて結果を出しており、建物のライフサイクル全体にわたって顧客にサービスを提供できる能力を持っています」
見通し: ジョンソン・コントロールズは、第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)が0.77ドルから0.79ドルになると予想しており、これは0.73ドルという市場の予想を上回る。
同社は、第2四半期の純売上高が中一桁%増になると予想している。
ジョンソン・コントロールズは、2025年度の調整後EPSの見通しを、3.40ドルから3.50ドルから、3.50ドルから3.60ドルに引き上げた(コンセンサスは3.50ドル)、中一桁%増という有機純売上高の見通しについては変更はない。
株価の推移: 水曜の最終チェック時のプレマーケット取引でJCI株は前日比7.71%高の83.25ドルで推移している。
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