金曜日、フットウェアおよびアパレル企業のSkechers USA Inc (NYSE:SKX) の株価が下落している。
同社は第4四半期の売上高が前年比12.8%増の21億ドルを記録し、アナリストの22億ドルというコンセンサス予想を下回った。
売上高の増加は、国内売上が18%増えたことと、海外売上も9.8%増えたことが要因となっている。
売上は、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域で24.8%、アジア太平洋地域で3.3%、米州で14.2%増加した。
卸売り売上は17.5%、ダイレクト・トゥー・コンシューマー(直販)が8.4%伸びた。粗利益は前年比13.1%増の12億ドル、粗利益率は20ベースポイント拡大の53.3%を記録した。
オペレーティングマージンは80ベースポイント拡大の7.5%、同四半期のオペレーティング利益は前年比27%増の1億6550万ドルを記録した。1株当たりの利益(EPS)は0.65ドルで、アナリストのコンセンサス予想の0.74ドルを下回った。
同四半期、同社は1,900万株のAクラス普通株式を1億2,000万ドルの費用で自社株買いを行った。2024年12月31日時点で、自社株取得プログラムの利用可能額は7億8990万ドルとなっている。
同社の現金および同等価資産は2024年12月末時点で12億ドルだった。2024年12月31日時点でのSkechersの店舗数は5,296店となっている。
2024年12月末時点で、同社の在庫は前年比25.8%増の19億2000万ドルに増加し、スエズ運河の混乱が一因となっている。
アウトルック: Skechersは、2025会計年度の売上高が970億ドルから980億ドルになると予想しており、ストリート上の予想が988億ドルに対し下振れしている。同社は2025会計年度の1株当たりの利益(EPS)が4.30ドルから4.50ドルになると予想しており、アナリストの予想額は4.84ドルである。
Skechersは、ストリート上のコンセンサス予想が249億ドルに対し、第1四半期の売上高が24億ドルから24.3億ドル、1株当たりの利益(EPS)が1.10ドルから1.15ドルになると予想しており、アナリストの見通しは1.55ドルとなっている。
株価の推移: 最終取引時点の金曜日、Skechersの株価は1株70.03ドルで、7.39%下落している。
写真:Roman Zaiets/Shutterstock