月曜のプレマーケットで、ファストフードチェーンのマクドナルド(McDonald’s)の株価が上昇している。
同社は2021年第4四半期の売上が、63.88億ドルで前年比0.3%減少したと発表したが、これは分析家のコンセンサス予想である64.42億ドルを下回る結果となった。
世界的には、類似店の売上は前年比0.4%増加した一方で、米国内では同1.4%減少した。
国際本部のセグメントにおける類似店の売上は、0.1%増加し、国際開発ライセンスのセグメントでは4.1%増加した。
全システム売上は2%増(為替レートの影響を受けない通貨での2%増)。
マクドナルドが所有し運営するレストランによる売上は、23億ドルで前年比7%の減少、一方でフランチャイズ・レストランからの売上は39.5億ドルで前年比2%の増加となった。
12か月計で、60カ国の顧客に対する総ロイヤリティ・プログラムの売上は300億ドルを超え、四半期で約80億ドルになった。
年末までの12か月間にわたる60カ国のロイヤリティ・マーケットでのアクティブ・ユーザーは1億7500万人を超え、前年比約15%増となった。
総運営コストおよび経費は2%減の35.2億ドル。四半期の運営収入は2%増の28.6億ドルで、前年比44.9%の運営率(43.7%)と比べて2.3%の運営率となった。
売上高1株あたり2.83ドルと調整したEPS(1株当たり利益)は、分析家のコンセンサス予想に沿う結果であった。
同社の2024年12月31日時点の現金および当座預金は10億8000万ドル。12か月間の運営キャッシュフローは94億4000万ドルのフリーキャッシュフローは66億7000万ドルだった。
「マクドナルドのアーキテクチャーを加速させることは、私たちが市場シェアを拡大するための正しい戦略である」とCEOのクリス・ケンプチンスキー氏は語った。
「私たちは勝利を収めるためにプレーし続けており、私たちの顧客には優れた価値、興奮するメニューの革新、そして文化的に関連性のあるマーケティングに焦点を当てています」
株価情報:月曜の最新チェックでプレマーケットでMCD株が1.46%上昇し、1株298.61ドルで取引している。
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