ビットコイン(CRYPTO:BTC)の採用は、今後10年の間に数十億人のユーザーに拡大する見通しであると、コインベース(NASDAQ:COIN)のCEOであるブライアン・アームストロング氏は語った。
アームストロング氏は先週月曜日、Xについての声明で、ビットコインの成長が急速なペースで進んでいることを指摘し、これを携帯電話やインターネットの初期の採用率と比較した。
アームストロング氏は「ビットコインの採用は、現在のペースで2030年までに数十億人に達するはずだ」と述べ、メインストリームでの仮想通貨の利用が加速していると強調した。
アームストロング氏は、BlackRock(NASDAQ:BLK)のデータを引用し、若い世代、インフレに対する懸念、そして米国の指導部によるプロ仮想通貨姿勢がこの拡大の主要なドライバーであると語った。
一方で、機関投資家の採用も引き続き拡大しており、ビットコインETFの資産は2,500億ドルになると予想されている。
規制上の明確さも向上しており、これによりビットコインがメインストリームの金融資産としての地位をより一層正当化している。
ナウファル氏は「ビットコインETFの資産は2,500億ドルになると予想され、規制獲得も追い風になっているため、仮想通貨のメインストリームへの進出は加速している」と語った。
ビットコインの採用が拡大するにつれ、機関投資家の参加と小売需要の増加によって、専門家は金融システム全体へのさらなる統合を予測している。
関連記事: ソラナの成長、技術的なボトルネックによって抑制されているのか?
今回の出来事の重要性一方で、資産運用大手であるBlackRockは、ビットコインの資産を持つことで最もよく知られている企業であるマイクロストラテジー・インク(NASDAQ:MSTR)に対する持ち株比率を増やしている。
2月6日、米国証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、BlackRockはおよそ1,126万株の株式を保有しており、これは3カ月前の948万株からの増加となる。
これにより、BlackRockがマイクロストラテジー・インクに対する持ち株比率は5%となり、マイクロストラテジー・インクの現在の株価が1株325ドルであることを考慮すると、総額で約5億8400万ドルに相当する投資となる。
総額で、BlackRockの持ち株比率は37億6700万ドルを超える。
BlackRockのマイクロストラテジー・インクへの持ち株比率の増加は、BlackRockがBitcoinを積極的に取り組んでいることを反映しており、BlackRockのBitcoin累計保有額は471,107BTC、現在の価格で約460億ドルに上る。
BlackRockのBitcoinへの投資拡大は、かつて同社のCEOであるラリー・フィンク氏がBitcoinを「マネーロンダリングの指標」として一蹴し、金融資産としての合法的性質を疑問視していたこととは対照的である。
しかし、フィンク氏の姿勢はここ数年で大きく変わっており、特にBlackRockがiShares Bitcoin Trust(NASDAQ:IBIT)を立ち上げたことが大きい。
フィンク氏は現在、Bitcoinをゴールドになぞらえて、Bitcoin ETFをデジタル資産への規制されたアクセス手段として捉えており、Bitcoinを「国際資産の可能性がある」と見ている。
次に読むべきは
出所:シャッターストック