月曜日、航空宇宙メーカーおよび打ち上げサービスプロバイダーの株式Rocket Lab USA, Inc.(NASDAQ:RKLB)は高く取引を終えている。
週末、同社は初の宇宙ミッションである59回目の「エレクトロンミッション」を成功させた。今回のミッションは、フランスのIoT(モノのインターネット)オペレーターKinéisのために、低軌道に5基の衛星の展開を行った。
この打ち上げは、Rocket LabとKinéisの間で結ばれた5つのミッション契約の一環で、KinéisのIoTコンステレーションの完全な構築を目指して行われたものだ。
2月9日、ニュージーランドのマヒアにあるロケットラボの打ち上げ基地1から、ニュージーランド時間午前9時43分(協定世界時20時43分)に打ち上げられた。
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ロケットラボの創業者でCEOのPeter Beck卿は、「Kinéisにとってこれまでミッションは4回終了し、最後の1回のミッションが残っている。そして、私たちは1年以内に彼らのコンステレーション全体を打ち上げることになるだろう。最初の打ち上げで、なおかつコンステレーション全体を展開して運用することは、とても珍しいことです」と語った。
IoTコンステレーションの展開を完了させるための、5回目かつ最後の打ち上げの日程については、近日中に提供される予定だ。
これらの5基の衛星は、647キロメートルの高度の低軌道に展開され、拡大するKinéisのコンステレーションに参加する。これにより、世界中の僻地地域においてIoTデバイスの接続が可能になる。
これにより、火災の検出、水資源の管理、インフラの監視、物流の追跡など、地球上の最も遠い地域でも接続が確保され、重要な機能がサポートされる。
トランプ大統領が就任演説で、宇宙探査に焦点を当て、火星に宇宙飛行士を送ると約束したことで、Rocket Labのような企業に対する関心が高まった。
Benzinga Proによると、過去1年間でRKLBの株価は530%以上上昇している。
株価の行動: 値が上昇し、月曜日の最終取引では29.71ドルで前日比8.41%となっている。
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