Diebold Nixdorf Incorporated(NYSE:DBD)は、調整済み1株利益が97セント(約11.2ドル)となる2024年第4四半期決算を発表しました。この数字は1年前の3.02ドルより下回っています。
同四半期の売上は9億8890万ドルで、1年前の10億3700万ドルから減少しています。
Diebold Nixdorfは、取締役会が1000万ドルまで自社株を取得する新たな分担金返済プログラムを承認したと発表しました。
Diebold Nixdorfの大株主、投資家の株式保有者への価値返還に対するコミットメントを強調する形で、同社の意味のあるな運用上の改善、続けられてきた資本割り当てと財務管理のディシプリンと、ほぼ10年ぶりで最も高い売上を実現しました─2024年に私たちのチームは強い財務業績を達成しました、とDiebold Nixdorfの社長兼CEOであるOctavio Marquez氏は述べています。
氏はさらに、「私たちが達成した進展は、年間を通して総額3億3800万ドルの債務を返済し、株1億ドルの分担金返済プログラムを開始することができるようになり、私たちの株主に対する重要な価値返還へのコミットメントを強調するものです」と語りました。
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同社は、現金および同等の価値を3億1130万ドル、在庫を5億2810万ドルで四半期を終えました。
四半期末の長期負債総額は9億2730万ドルです。
2025年について、同社は銀行業界と小売業界(調整後の通貨単位のまま)において、売上は前年並みから低単一桁の成長が見込まれ、調整後EBITDAは4億7000万ドルから4億9000万ドル、フリーキャッシュフローは1億9000万ドルから2億1000万ドルになると見込んでいます。
見通し:全売上の予想は、銀行業界と小売業界において、2025年の下半期に小売業が持ち直す中で、通貨単位を一定に保ったまま低単一桁の成長となると予想されています。外国為替の変動により(マイナス)3%から4%(1億1500万ドル)の影響を受け、売上は年の下半期により多く集中すると見込まれています(前半期の45%、後半期の55%)。
株価動向:水曜日の最新情報では、DBD株はプレマーケット取引で株価が1.75%下落し43.23ドルになっています。
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