2月14日金曜日、米国食品医薬品局(FDA)は、10歳から25歳までの個人を対象にグラクソ・スミスクライン社(GSK)(NYSE:GSK)のPenmenvy(脳脊髄膜炎A、B、C、W、およびYワクチン)の使用を承認しました。
ワクチンは、侵襲性髄膜炎(IMD)を一般的に引き起こすニューサーリア・メニジティディス(A、B、C、W、Y)の5つの主要なセログループを対象としています。
このワクチンは、GSKの2つの確立した脳脊髄膜炎ワクチン、Bexsero(脳脊髄膜炎B群ワクチン)およびMenveo(脳脊髄膜炎A、C、Y、W-135群)オリゴ糖ジフテリアCRM197結合ワクチン)の抗原性成分を組み合わせています。
米国の疾病対策センター(CDC)の勧告が出ている5つの疾患を引き起こすニューサーリア・メニジティディスのセログループ、すなわちA、B、C、W、Yに対し、10歳から25歳までの4800人以上の参加者を対象に2つの第3相試験の結果をもとに規制当局への申請が行われました。
安全性のデータは、このワクチンがGSKのライセンスを受けた脳脊髄膜炎ワクチンと一致する安全性プロファイルを持っていることを実証しています。
GSKのMenABCWYワクチンを医療提供者の実務に統合することで、脳脊髄膜炎のワクチン接種の提供が簡素化され、米国の少年期の多くの青年に、この5つの疾病の原因となるニューサーリア・メニジティディスの5つのセログループに対する保護が助けられることになります。
この人口の中でMenBがIMDの主要な原因であるにもかかわらず、推奨される2回のワクチン接種のうち1回の接種しか受けていない若者が13%未満になります。ワクチン接種のうち2回の接種を受けているのは32%未満です。現在米国で販売されているMenBワクチンのうち3つにつき1つはGSKが製造しており、MenBを含むワクチン接種は同じメーカーのMenBワクチンで完了しなければならないため、GSKがこの分野で米国市場をリードするには大変好位置にあります。
2025年2月26日の会合で、米国疾病予防管理センター(CDC)の免疫実務諮問委員会(ACIP)は、GSKのMenABCWYワクチンを青年期の若者に適切に使用するための勧告について投票する予定です。
株価動向:最新のチェック時点で、GSK株はプレマーケット取引で前場比0.64%高い1株36.41ドルとなっています。
次の一手:
【写真提供:HJBC / Shutterstock】