月曜のプレマーケットで、RTXコーポレーション(NYSE:RTX)の株が高騰しており、同社がデンマーク国防軍から数百万ドル規模の追加契約を獲得したことが明らかになった。
この契約の監督は、NATO支援調達局(NSPA)が行っている。
ELCAN Specter DR サイトは、1つの装置でクローズクォーターズとプレシジョンの両方のターゲット検出が可能となる多目的光学機器だ。
これにより拡大縮小がシームレスに切り替えが可能となり、「両目を開いたまま」ターゲットを取得することができる。また、一貫したボアサイト、アイリリーフ、ビューを確保することも可能となる。
これについて、Raytheon ELCANのディレクター兼ゼネラルマネージャーを務めるMike Lewis氏は「Specter DR デュアルロールサイトは戦場で実証済みのものであり、兵士たちが戦場でより効果的になることを可能にします」と語った。
「Raytheon ELCANは引き続き、NATO諸国の顧客と協力して、最も重要な時には強力な、信頼性の高い光学機器を提供し、われわれの同盟国に競争上の優位性をもたらすことを目指しています」
先週、RTXは米空軍のF119エンジンをサポートするために最大15億ドル規模の3年間の契約を獲得した。このエンジンは F-22戦闘機に搭載されている。その際、RTXの部門であるPratt & Whitneyは、最大15億ドル規模の3年間の契約を獲得した。
先月、同社は第4四半期の決算を発表した。純売上高は215.23億ドルとなり、前年同期比9%増となり、205.35億ドルという予想を上回った。調整後1株利益(EPS)は1.54ドルとなり、前年同期比19%増となり、1.38ドルというコンセンサスを上回った。
この銘柄への露出を持つ投資家は、iShares米国航空宇宙&防衛ETF(BATS:ITA)およびFirst Trust Exchange-Traded Fund First Trust Indxx Aerospace&Defense ETF(NYSE:MISL)を通じてこの銘柄に投資することができる。
株価の変動:月曜の最後のチェックで、RTXの株は124.89ドルで1.30%高の水準で推移している。
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