水曜日、スティーブン・マデン(NASDAQ:SHOO)が2024年第4四半期の財務結果を発表した。
同四半期には、株式1株当たり調整後利益が55セントで、ウォール街が予想する53セントを上回った。四半期売上高は5億8232万ドルで、前年同期比12.0%増となり、アナリストの予想額5億4850万ドルも上回った。
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ダイレクト・トゥ・コンシューマー・ビジネスの売上は1億7600万ドルで、前年同期比8.4%増となった。一方、卸売ビジネスの売上は4億29百万ドルで、前年同期比13.6%増となった。
利益率は、売上高に対する粗利益率が2023年と同じ四半期に比べて40.4%から41.3%に減少し、調整後の売上高に対する営業費率は、2023年と同じ期間に比べて31.4%から31.5%に減少した。
スティーブン・マデンはこの四半期を、同社が運営する会社直営の実店舗291店、eコマースウェブサイト5つ、そして国際市場における会社直営のコンセッション42店で終えた。
2024年12月31日時点で、現金及び現金同等物および短期投資の合計は2億3400万ドル、在庫の合計は2億5760万ドルとなった。
会長兼最高経営責任者のエドワード・ローゼンフェルド氏は、2025年に重要なリスクがあるとして、近い将来の見通しについて慎重な姿勢を貫いている。主に米国に輸入される商品に対する新たな関税の影響が最も大きい。
とはいえ、同氏は2025年第2四半期にもまもなく完了するだろう、クルト・ガイガーの買収については楽観的な姿勢も見せた。この買収が実現すれば、スティーブン・マデンにとって大変魅力的で補完的なポートフォリオの一部となる。それは、クルト・ガイガーが国際市場、アクセサリー部門、ダイレクト・トゥ・コンシューマー・ビジネスといった点で差別化されたビジネスを展開すると見込まれているからだ。
2025会計年度の見通し: スティーブン・マデンは、売上高の17-19%の成長を見込んでおり、これは2百6700万ドルから2百7200万ドルの範囲で、市場予想である23億3000万ドルに対しては17%から19%の増加を示している。
同社はEPSについても2.30ドルから2.40ドルの成長を見込んでおり、市場予想は1株あたり2.58ドル。
株価の騰落:水曜日の最終取引時点で、SHOO株は1株35.91ドルで5.22%安。
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写真=ShutterstockDCStockPhotography氏