火曜のプレマーケット取引で、Rocket Lab USA社(NASDAQ:RKLB)の株は、火曜に始まると予想される米国の関税措置への懸念から伸び悩んでいる。
一方、Rocket Labは、日本の航空宇宙企業である株式会社Q-shu Pioneers of Space機関のための専用打ち上げ機「エレクトロンロケット」第61号の打ち上げ日を発表した。
このミッションは「『雷神よ、統治せよ』と名付けられ、3月10日にニュージーランドのRocket Lab Launch Complex 1から打ち上げられる予定だ。
このミッションでは、QPS-SAR-9衛星(通称「SUSANOO-I」)が、575キロメートルの円軌道に乗せられ、iQPSの地球観測衛星の群れに加わることとなる。
この衛星は、10分ごとに特定の場所を高解像度でモニタリングし、iQPSのより頑丈な人工衛星ネットワークの構築の取り組みをサポートする。
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この打ち上げは、今後2年間でiQPSによる8つのミッションの最初のものであり、Rocket Labの打ち上げ能力を拡張するための大きな努力の一環でもある。また、この打ち上げは同社の2025年3つ目のミッションであり、これまでに宇宙に送り込まれた人工衛星の総数を211個に増やすこととなる。
Rocket Labの株は、先週同社が第4四半期決算を発表してから売られる動きを見せている。
同社の純利益は1株当たり10セントの損失となり、アナリストの予想に合致している(詳細は下記参照)。
同社は売上予想を上回ったものの、第1四半期の売上ガイダンスは1億1700万ドルから1億2300万ドルと、1356万7000ドルという合意予測を下回っている。さらに、Rocket Labは第1四半期の調整EBITDA損失が3300万ドルから3500万ドルになると見込んでおり、これが悪材反応の要因となっている。
Benzinga Proによると、過去1年間でRKLB株は321%以上上昇している。投資家は、ARK Space Exploration & Innovation ETF(BATS:ARKX)を通じて、同社の株に露出を得ることができる。
株価動向:火曜の最新情報では、株価は18.56ドル(0.59%安)で推移。
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