2月には、民間雇用主は77,000人の新規雇用を創出したが、これは7カ月ぶりの最小値であり、予想の140,000人を大きく下回る数字になった。
水曜日に発表された米自動データ処理(ADP)による全米雇用報告は、労働統計局による3月の雇用統計(非農業部門雇用統計)に先駆けて公表されたもので、雇用の大幅な減速を示している。経済学者たちは、この政府の報告で新規雇用が160,000人であると予想している。
新規雇用の減少について、ADPの主席エコノミストであるNela Richardson氏は「昨月、政策の不確実性と消費の減速が従業員の削減または雇用の減速につながった可能性がある。当社のデータは、他の最近の指標と組み合わせて見ると、雇用主の間に経済状況を評価する中で雇用に対するためらいがあるということを示している」と述べた。
詳細:
建設業や製造業の採用を受け、物品生産業は42,000人の仕事を生み出した。
レジャーおよびホスピタリティが41,000職種を追加したことを受け、サービス提供業は36,000職種を追加した。これにより、商業/運輸/公共事業で33,000、教育/医療サービスで28,000の減少が相殺された。
1月の民間雇用の成長は、183,000から186,000に上方修正された。
2月には、賃金の総体的な安定が見られた。職を変えた個人の場合、1年間での賃金上昇はわずかに減少し、1月の6.8%から2月の6.7%に下がった。一方で、その仕事にとどまった者の賃金上昇率は4.7%で変わらなかった。 2
市場の反応:
(DXY)は、公表後数分間で0.58%ダウンした。
米国の主要指数の先物はニューヨークでの取引の前場、複数の動きをみせた。 (SPY)は0.03%下落し、(8:25 AM ET時点で)(QQQ)は0.24%上昇していた。
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