水曜日、Zymeworks Inc。(NASDAQ:ZYME)は第4四半期の決算を発表した。同社は1株当たり0.31ドルの利益を報告し、3セントの利益のコンセンサスを逸脱する形となった。
売上は3103万ドルで、約4520万ドルのコンセンサスを下回った。
第4四半期の決算結果によると、Zymeworks はZW251についての計画の開発を拡大するという。
同社は「希望の持てる前臨床試験結果と、肝細胞がん患者の助けになるという独自の可能性を踏まえ、我々は、ZW251の開発を優先させることにしました。開発のための新薬承認申請(IND)の提出期日は2025年中頃に予定されています」と Zymeworks は声明の中で発表した。
同社はさらに「このため、現時点では、ZW220の第1相試験の開始のための準備を停止します。しかしながら、ZW220は引き続き、前臨床データが励みとなり、戦略的パートナーシップと価値創造のための強力な商業的根拠を備えた、新薬承認(IND)にリードできる抗体薬物複合体(ADC)であると信じています。ZW220の開発についての今後のアップデートを楽しみにしております」と同社は追加した。
同社はZW251に対する第1相試験を今年中に開始する予定だ。
「ZW251は、肝細胞がんのGPC3を標的とした新しい治療法の選択肢を提供し、まだ完全には実現されていないがん治療の新たな機会を示しています」と、Zymeworks の最高科学責任者、Paul Moore氏は語った。「最高水準の設計と差別化されたメカニズムを備え、当社のパイプラインは戦略的パートナーシップと価値創造の両方にとって意義のある機会を提供すると考えています…」
2月には、Zymeworksは臨床の焦点となる研究として、GSK Plc(以下「GSK」)から1400万ドルのキャッシュを受領した。
2024年11月、米国食品医薬品局(FDA)はZymeworksとJazz Pharmaceuticals Plc(以下「Jazz Pharmaceuticals」)のZiihera(ザニダタマブ)について、既往治療のある不能切除または転移性HER2陽性(IHC 3+)胆道がんに対する米国での承認を発表した。
Ziihera(ザニダタマブ)は、この承認を受けて、目的反応率(ORR)が52%、反応期間の中央値が14.9ヶ月であるというデータを基に、加速承認を受けた。
この指標に対する継続的な承認は、確認試験での臨床効果の検証と記述に依存する可能性がある。
株価動向ZYME株は、最終チェック時点の木曜日に7.97%安の12.13ドルで取引している。