CNBCの番組「マッドマネー・ライトニング・ラウンド」でジム・クレイマー氏は、Fiserv, Inc(NYSE:FI)は「最も偉大なフィンテック企業の一つだ」とコメントした。
最新のニュースによれば、Fiservは3月3日、Payfare Inc.の買収を完了したことを発表している。
Farmland Partners Inc.(NYSE:FPI)について問われた際、クレイマー氏は「スペックとしてはアリかな」と発言。
決算面では、Farmland Partnersは2月19日、第4四半期の予想を上回る金融業績を発表し、2025年度のFFO(不動産運用利益)の見通しも予想を上回る数値となった。
Sempra(NYSE:SRE)は「悪い」四半期を報告し、クレイマー氏は「複数のミスがあった。株価は下がる必要がある」とコメントした。
2月25日、Sempraは1株当たり1.50ドルの調整後四半期純利益を発表し、市場予想1.60ドルを下回った。同社の四半期純売上高は37億6000万ドルで、市場予想43億6000万ドルを下回った。
Recursion Pharmaceuticals, Inc(NASDAQ:RXRX)について問われた際、クレイマー氏は「一旦保留にしておくことにする」とコメント。
2月28日、Recursion Pharmaceuticalsは予想を下回る四半期業績を発表した。
Rigetti Computing, Inc(NASDAQ:RGTI)は「ミーム株(株価がSNSのミーム(風刺画)で押される株)」であり、マッドマネーのホストは「ファンダメンタルズに基づいて取引されていない」と述べた。
最新の決算報告によると、Rigetti Computingは3月5日、第4四半期純売上高230万ドルを発表し、Benzinga Proのデータによると、ウォール街のコンセンサス予想の250万ドルを下回った。
クレイマー氏はONEOK, Inc(NYSE:OKE)を保有することを勧めた。「ONEOKが国内で最も適切に運営されているパイプライン企業かもしれない」と付け加えた。
クレイマー氏の意見を支持する形で、ONEOKは2月24日に予想を上回る四半期純利益を発表している。
「まだ解決策が必要なものがある。解決策が全て出揃うまで、私はこれを承認しない」と、Super Micro Computer, Inc.(NASDAQ:SMCI)について尋ねられた際にクレイマー氏がコメント。
3月3日、JPMorganは同社の提出書類が実質的な欠陥を明らかにしているとして、Super Micro Computerの株式について引き続きアンダーウェイトのレーティングを維持している。
株価の変動:
- 金曜日、Fiservの株は0.9%安の218.04ドルで引けた。
- セッション中、Sempraの株は0.5%下落し、1株69.30ドルで取引を終えた。
- Rigetti Computingの株は9.9%上昇し、9.35ドルで落ち着いた。
- 金曜日、Recursion Pharmaceuticalsの株は5.6%上昇し、1株6.59ドルで引けた。
- ONEOKの株は0.2%減の1株89.57ドルで取引を終えた。
- Farmland Partnersの株は0.5%上昇し、1株11.15ドルで終値を迎えた。
- 金曜日、Super Micro Computerの株は3.2%上昇し、1株38.24ドルで引けた。
次の読み物:
- 今年第1四半期に爆発的な成長を遂げるであろう2つの消費者向け株式
出所:シャッターストック