市場アナリストであるアリ・マルティネス(Ali Martinez) 氏が、TDシーケンシャルの買いサインを理由にゲームストップ(NYSE:GME)の株価反発について投稿している。
出来事:木曜日、マルティネス氏はゲームストップの株価の動きを公開した。株価のトレンド反転を予測するTDシーケンシャル指標がゲームストップの買いサインを示していることに着目している。株価はロビンフッドの夜間取引で1.37%上昇した。
GameStop $GME could be setting up for a price rebound as the TD Sequential indicator presents a buy signal on the weekly chart! pic.twitter.com/rqeArv22XZ
— Ali (@ali_charts) March 14, 2025
2020年以来、ゲームストップはミーム株として主にレディットのようなプラットフォームで個人投資家に人気があり、株価の変動が大きい。2021年、レディットのr/WallStreetBetsコミュニティ内の個人投資家によるショート・スクイーズ(市場が空売りに傾いている時に大きく買い注文を仕掛ける)で、ゲームストップの株価が暴騰した。その結果、これに携わっていたヘッジファンドにとっては大きな打撃となった。基本的に買いが弱いとされるゲームストップの株についてのマルティネス氏の分析は、トレーダーたちが下落が続いた後の反発を期待していることを示している。
なぜ重要なのか:ゲームストップ株は最近、市場全体に対する懸念から圧力を受けている。米国における景気後退の不安、および関税や貿易政策に関する不確実性により週明けの株価は下落した。
先月上旬、トランプ大統領は、カナダ、メキシコ、中国からの輸入品に大幅な関税を課したが、これが不安定な市場を招いた。それでも、マルティネス氏の投稿では、株価反発の見込みを示しており、3月25日に控えている第4四半期決算発表を前に投資家に希望を与えている。
2月、ビットコインなどの暗号資産がゲームストップの貸借対照表に追加されたことで株価は急騰した。CEOのライアン・コーエン(Ryan Cohen)氏が、ストラテジー(NASDAQ:MSTR)のマイケル・セイラー氏と会ったことも、株価急騰に拍車をかけた。特に、マルティネス氏は以前の投稿で、投資家に対してビットコインの74,000ドル水準について注意を促し、「トレンドの変化の可能性」について示していた。
株価の推移:昨日の終値は、30日前の水準から19%下落した21.95ドル(Benzinga Proのデータによる)。
ゲームストップの株は、モメンタム(勢い)と成長においては スーパー・マイクロ・コンピューター(NASDAQ:SMCI)を上回る一方で、バリュー指標では低い。
ゲームストップのエッジランク

スーパー・マイクロ・コンピューターのエッジランク:

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