マイクロソフトは、利用者の多い20の暗号資産ウォレットに対する脅威となる新たなマルウェアが発見されたことをユーザーに通知した。
出来事:月曜日のレポートで、マイクロソフトはStilachiRATと呼ばれるリモートアクセストロイを特定した。このトロイの木馬は検出を回避し、対象の環境で機密データを抽出することができることが判明されている。
このマルウェアは、最も人気のあるウォレットの一部を標的にしており、その中には、メタマスク、コインベース、バイナンス(CRYPTO:BNB)のトラストウォレットが含まれる。
トロイの木馬は2024年11月に初めて特定され、ユーザーのウォレットの詳細などの機密データ、Google Chromeブラウザに格納されているユーザー名およびパスワードを盗むことができるとマイクロソフトは明らかにしている。
マイクロソフトは、公式のウェブサイトからのソフトウェアのダウンロード、アンチウイルスソフトウェアのインストールをユーザーに推奨している。
メタマスクはマイクロソフトの調査結果を確認、ユーザーに必要な予防措置をとるように勧めている。
⚠️ A new malware is targeting crypto wallets, with the goal of stealing funds.
Malware is always evolving. A few ways to remain safe:
✅ Download software only from official sources
✅ Get and use a hardware wallet
✅ Be cautious of phishing links
✅ Enable 2FA where possible https://t.co/C34Ee9voDM— MetaMask.eth 🦊 (@MetaMask) March 18, 2025
マイクロソフトのこの警告は、暗号資産業界におけるサイバーセキュリティの脅威の増加中に発表されたものである。
重要なポイント:先月、仮想通貨取引所バイビット(Bybit)が、マルチシグウォレットプロバイダーであるセーフ(Safe)に潜在的な問題があることを発表、この問題は1.4十億ドル分のイーサリアム(CRYPTO:ETH)の盗難を容易にするもので、暗号資産業界に衝撃を与えた。バイビットの創設者であるチョウ氏は、この攻撃が特にバイビットのイーサリアム・コールド・ウォレットを狙っていたものだと述べた。
株価の動向:火曜日のコインベース(NASDAQ:COIN)の終値は181.14ドルで、1.4%下落。
写真提供:Shutterstock.com
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