EVバッテリー交換テクノロジープロバイダーのU Power Limited(NASDAQ:UCAR)の株は、火曜日のプレマーケット取引で上昇している。
同社は2025年バンコク国際モーターショーでのUOTTAバッテリーの成功した実証実験により、東南アジアでのクリーンエネルギーへの意欲を高めた。
同社は、同社のバッテリー交換技術を、Susco Public Company Limited(SUSCO)といったパートナーとの協力のもとで発表した。
今回発表されたバッテリー交換ステーションは、Suscoとの合意の一環としてプーケットで商業サービスを開始する予定だ。
この展開は東南アジアで初めての実用バッテリー交換システムを構築するもので、タイで最も交通量の多いエリアを通るSuscoの燃料ステーションネットワークを活用することで、この事業は急速な拡大が見込まれる観光地と物流需要の高いエリアに戦略的に展開している。
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CEOジョニー・リー氏によると、「この公開実演は技術的なマイルストーンを超えたものであり、これがASEANの観光経済にスケーラブルな電動化のための設計図となるだろう」と述べた。
「タイで初めて実用的なバッテリースワッププロバイダーとして、我々は市場の需要に応じて成長するインフラを、業界を横断したパートナーシップで支え、国家の政策枠組みに沿ったものとする」と続けた。
この成果は、2025年3月に締結されたパートナーシップ契約で概説されたより大規模なインフラ拡大の一環としても始まりだ。
同社は、共同投資とアライメントされた実行戦略を駆使して、タイの観光地を中心とした一貫した展開手続きをカスタマイズし、同国の電気自動車統合のための貢献を図るものとしている。
展開後の初期のビジネス契約に基づいて、まずはプーケットの電気タクシーやライドシェアプロバイダーによってこのステーションが利用される予定だ。
UOTTAのオープンフレームワークデザインによって、地域のエネルギー協力者はこのシステムを初期コストを低く抑えて採用し、協力的かつ拡張可能な開発モデルを育むことができる。
また、この取り組みは2027年まで電池交換可能な電気自動車を採用する消費者に対するインセンティブを拡大するタイのEV 3.5政策とも一致している。
株価の推移: 火曜日の最後の確認時、UCAR株は10.9%高の2.94ドルで取引している。
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写真:シャッターストック