ヒューストンを拠点とするNRGエナジー社が今回の四半期について1株あたり1.67ドルの利益を報告するとの見方がアナリストから示されており、これは前年同期の1株あたり0.90ドルからのアップだ。さらに5月5日、ジェフリーズのアナリストJulien Dumoulin-Smith氏は、NRGエナジー社の株を「バイ」のレーティングで維持し、株価予想を113ドルから132ドルに上方修正した。
NRGエナジー社をめぐる最近の話題を受け、同社の配当による潜在的な収益を狙う投資家もいるかもしれない。現在のところNRGエナジー社の株は年間配当利回りが1.46%を提供している。これは1株あたり四半期配当額が0.44ドル(年に換算すると1.76ドル)であることを意味する。
投資家が利益を上げるためには、どのようにして株式利回りを生かすべきだろうか?
配当だけで毎月500ドル、年間6000ドルを稼ぐためには、約410,239ドル、または約3,409株の投資が必要である。1株あたり100ドル、年間1200ドルの収入を得るためには、約82,072ドル、または約682株の投資が必要となるだろう。
計算方法: 望む年間の収入(6000ドルまたは1200ドル)を、その配当で割る(この場合は1.76ドル)。つまり6000ドル÷1.76ドル=3,409(月500ドル)、 1200ドル÷1.76ドル=682株(月100ドル)。
その仕組み: 配当利回りは、株価に対して配当金が占める割合を示す指標である。
たとえば、ある株の株価が50ドルで、年間配当が2ドルであれば、その株の配当利回りは4%となる(2ドル÷50ドル)。しかし、株価が60ドルに上昇すると、配当利回りは3.33%(2ドル÷60ドル)に低下する。これに対して株価が40ドルに下がると、配当利回りは5%(2ドル÷40ドル)に上昇する。
NRGの株価アクション: 木曜日、NRGエナジー社の株は1.4%上昇し、120.34ドルで取引を終えた。
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