JPモルガン(JPモルガン)のアナリストであるマイケルW.ミューラー氏は、FrontView REIT, Inc.(NYSE:FVR)の格付けをOverweightからNeutralにダウングレードし、同社の14ドルから12ドルへの株価予測を下方修正した。
このほど、同社は、直ちに発効する同社の最高財務責任者(CFO)代行に、ショーン・福村氏を任命したと発表した。
福村氏は引き続き、同社の最高会計責任者を務める。この人事は、当社が直ちに理由を表明してランドール・スター氏を解雇することを決定したことに続くものである。
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ミューラー氏は、スター氏の解雇は社内調査委員会による内部調査に続くものであり、同氏の業務、財務業績または提出書類には関連していないと指摘した。
会社は、この問題が同社のビジネスとは無関係であることを明らかにした。これは、2024年10月のIPO(新規株式公開)以来、2人目の最高財務責任者の退任となる。
ミューラー氏は、同社のポートフォリオは引き続き過小評価されているとし、7.5%のキャップ率に基づく1株あたり約18ドルの純資産価値(NAV)の見積もりを表明したが、同氏は外部での成長の見通しが限られているとし、リーダーシップチームが弱体化しているため、株式を推奨するのは困難だと考えている。
ミューラー氏は、同氏が、同社の経営陣が以前にも株価が割安になった場合はM&A(合併及び買収)を検討する可能性があるとの見解を補足した。
同氏によると、同社のIPOの初期の波乱の多い公的経歴を考えると、まもなく投資家の関心を回復するのは挑戦的なタスクであるとのこと。
ミューラー氏によると、同社の株式業績の弱さが、同社がレバレッジの中立性を維持しながら投資する能力に実質的な影響を与えている。
ミューラー氏は、同社のIPOからわずか1年以内に急激なリーダーシップの変更が同社の成長戦略の実行を阻害し、投資家の関心を取り戻すのがより困難になる可能性があると付け加えた。
一方で、同氏は、実直な構造と資産を使って、実際には他のプラットフォームに容易に適合する可能性があるため、この株は不動産ポートフォリオに対して割安であると見ている。
このため、ミューラー氏は、この株が下落から守られる可能性があると見ており、現在は特殊な状況に良く適合していると考えている。
株価動向:FVRの株は、最終確認時点の火曜日に、11.69ドルで1.30%上昇している。
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写真提供:ShutterstockのSuPatMaN