差し迫った大統領選に向けて、かつての大統領ドナルド・トランプの仮想通貨などあらゆるセクターへの関与が重要な役割を担っている可能性がある。先週アーカムインテリジェンスの最新データによると、トランプ氏は3,300万ドルもの資産を持つことが判明した。トランプ氏の仮想通貨投資について、多くの人がその先入観に左右されがちだ。なぜなら、先月、トランプ氏の持つ仮想通貨の価値が一気に下落し、その額が2,100万ドルになったからだ。彼の持つ475.6 ETHの価値は、173万ドルに上るという。
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トランプ氏は2023年12月、 Coinbaseに1,000 Ethereum(ETH)トークンを送ったとされる。このトークンは売却目的と思われる。当時Ethereumの価値は230万ドルだった。 しかし、その後ETHは好調に推移し、トランプ氏は早すぎる売却を後悔しているかもしれない。
トランプ氏がCoinbaseに送った1075 ETHを全て保有していた場合、その価値は約390万ドルに上り、トランプ氏がそれを売却した値段の約60%高くなる。なぜなら本日ETHは3600ドル以上に高騰しているからだ。もしトランプ氏が1075 ETHを今保有して売却した場合、彼のポートフォリオに160万ドル以上の価値を持たせることができたかもしれない。
スポットEther ETFを上場させようとする多くの投資運用会社がある中、一部の専門家は、Ethereumの市場シェアの増加とスマートコントラクトプラットフォームのリーディングステータスが、2030年までにコイン1枚あたり約2.2兆ドル(1コインあたり約22,000ドル)の時価総額を推進する可能性があると考えている。
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トランプ氏は自分の行動を後悔するかもしれないが、1075 ETHは無料で手に入れたものだ。トランプ氏は自分の名前、写真、肖像権を利用したNFTプロジェクトを通じてこれらのトークンを入手した。これによりトランプ氏は彼のライセンス契約を通じてロイヤルティを獲得している。
トランプデジタルトレーディングカードプロジェクトは2022年12月に1枚99ドルで発行された。45,000枚のユニークなNFTには、トランプ氏が異なる状況とポーズで写った写真が使用されている。現在、最も安いNFTは0.14 ETH、つまり500ドル未満で売られている。一番高い売り上げ額は37 ETH、つまり約15万ドルで売られている。
しかしながらトランプNFTプロジェクトはここで終わりではない。トランプ氏は2023年末にもう1つのプロジェクトをリリースし、それが「マグショットエディション」と名付けられた。この名前の由来は、トランプ氏の法的トラブルに対する皮肉だ。このプロジェクトは、トランプ氏の発行したものであり、購入者はトランプ氏とマーララゴでのディナーを楽しむことができ、またトランプ氏が昨年8月に逮捕された際に着ていたスーツの一部を手に入れることができる。
トランプ氏が引き続きロイヤリティ料を稼ぎ出し、大統領選挙に向けて活動を行っている中、11月の選挙を前にETHのポジションをどのように運用していくのか、注目を集めそうだ。トランプ氏が先週、投資家のマーク・キューバン氏がXで述べたところによると、今年11月にはトランプ氏にとって大きな意味を持つ可能性がある。