前大統領のドナルド・トランプ氏が、ナッシュビルで2024年に開催予定のビットコイン（暗号通貨：BTC）のコンベンションにおいて画期的な姿勢をとる方向で交渉中にあると報じられている。この動きは、暗号通貨業界に大きな影響を及ぼす可能性がある。
出来事：トランプ氏は、7月末に予定されている暗号通貨業界の重要なイベントであるビットコイン2024コンベンションでスピーチを行う予定で、Axiosが月曜日に報告したところによると、そのことが暴露された。
「ビットコイン2024」という名称が冠されているこのコンベンションは、Bitcoin Magazineが主催し、共和党全国大会の1週間後に開催される予定だ。トランプ氏がこのイベントに参加することにより、彼のキャンペーンが暗号通貨に重点を置いていることが強調される形になる。
トランプ氏以外にも、独立系候補者であるロバート・F・ケネディJr.氏や、前共和党大統領候補であるVivek Ramaswamy氏、また、アメリカ合衆国上院議員（共和党、テネシー州）のBill Hagerty氏、Marsha Blackburn氏もこの会議でスピーチを行う予定だ。
なお、 ARK InvestCEOのCathie Wood氏、およびMicroStrategyの共同創設者であるMichael Saylor氏も、このイベントでスピーカーを務めることが確認されたとされている。
投資家にとっての意義トランプ氏がビットコインコンベンション2024に出席する可能性は、最近のことで彼が自己を「暗号大統領」と宣言したことに続くものである。その声明は、彼が暗号通貨業界を支持していることと、民主党の暗号通貨業界の規制を巡る努力を批判していることを示している。
なお、トランプ氏とジョー・バイデン大統領は、2024年の最初の大統領討論会で対決する予定だ。暗号通貨予想市場のPolyMarketによると、トランプ氏が討論会中に暗号通貨やビットコインに言及する可能性は45％だという。
トランプ氏の主題を冠した暗号通貨であるMagaCoin（仮想通貨：TRUMP）は、この記事が執筆されてからの24時間で25％急騰し、8.64ドルで取引を行っている。
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