元下院議員でバイデン大統領陣営の共同議長を務めるCedric Richmond氏(民主党/ルイジアナ州選出)は、副大統領であるKamala Harris氏が、2024年の大統領選挙に向けてより大きな役割を果たすことになると明らかにした。
出来事:Richmond氏は日曜日、バイデン陣営の共同議長を務めているが、その際、ハリス氏が大統領選挙陣営への関与を増やすと発表した。先月の大統領討論会でバイデンの演説が不調だったとの懸念が続く中、この発表が行われたことは大きな意味があると、米政治情報サイトThe Hillが報じている。
Richmond氏はMSNBCの「The Sunday Show with Jonathan Capehart」で、ハリス氏が選挙陣営における役割を増やすと発言し、「彼女は役割を増やしている。初日から、彼女は貴重なパートナーだった。報道が公正に扱ったかどうかについては触れないが、彼女は貴重なパートナーだ。彼女は信じられないほどの才知がある」と語った。
またRichmond氏は、大統領討論会の後にカリフォルニア州知事である民主党のGavin Newsom氏とミシガン州知事である民主党のGretchen Whitmer氏がバイデンを支持したと述べた。これにより、バイデンの後任がニュースで報じられた噂は打ち消された。
「総統と副総統の周りのリーダーたちは、バイデン陣営が置かれている状況や、彼らが成し遂げたことを理解してくれている。そして彼らは、何が重要かを理解してくれている」とRichmond氏は付け加えた。
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なぜ重要か:ハリス氏が選挙陣営における関与を増やすとのニュースは、ハリス氏が大統領選挙のトップに立つ可能性についての憶測が広がる中で発表された。この憶測を助長したのが、彼が再選のための選挙戦を続行しない場合、ハリスがバイデン氏の代理人となる可能性が報じられたロイターの報告だ。
元大統領報道官であるAnthony Scaramucci氏もこの状況についてコメントし、バイデン氏が7月末までに大統領選から撤退すると予測し、「私たちは総統(カマラ)・ハリスを手にするだろう」と述べた(Benzingaの報告)。
一方、前大統領であるDonald Trump氏がバイデンを大統領選から引き離し、ハリスを非難する主張の根拠がない告発を行った動画がリークされた。
これらの噂にもかかわらず、バイデンは再選の意向を繰り返し表明しており、ハリスも彼を応援する姿勢を強めている。ハリス氏のこの選挙運動への増強された関与は、バイデン・ハリス共和党の組織の強化と、再選の努力への二人の掛け合いを強化する戦略的な動きとして受け取られることだろう。
写真提供:Shutterstock
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