米国の消費者は、連邦政府のデータによれば、確かに商品やサービスを支払うためにクレジットカードを利用し始めていることが分かった。
連邦準備制度が月曜日に公開したデータによると、5月にはクレジットカードの未払い残高が113億ドル増加して約5.07兆ドルに達し、4月の118億ドルの増加幅を上回った。
経済学者によるブルームバーグの調査の中央値の予測値は、5月には89億ドルの増加になると予想していたが、これはインフレには調整されていない。
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クレジットカードも含むリボルビング債務は、5月に70億ドル増加して、連邦準備制度のデータによれば約1.35兆ドルに達した。5月のクレジットカードの未払い残高の増加は、4月に貸し借りが9億ドル減少した状況を覆した。
ブルームバーグの報告によると、米国人は新型コロナウイルスの感染拡大による節約から離れ、生活コストが上昇しているため、今後もクレジットカードでの支払いが増えるだろう。
レポートには、クレジットカードの金利が5月には22.76%に上昇している、という事実も明らかになった。これは今年の第1四半期の22.63%からの上昇だ。レポートには3月と4月の金利についての情報は掲載されていない。
株価動向: 月曜日の連邦準備制度の報告に対し、クレジットカードの発行会社は複数の反応を見せた。 Visa Inc. (NYSE:V)は1.46%下落して266.40ドルとなり、一方でMasterCard Inc.(NYSE:MA)は0.72%下落して446.24ドルになった。
JPモルガン・チェース(NYSE:JPM)は0.22%上昇して205.17ドルで終えた。その一方で、American Express Company(NYSE:AXP)は0.47%下げて234.51ドル、Citigroup Inc.(NYSE:C)は1.09%上昇して64.74ドルとなった。Capital One Financial Corporation(NYSE:COF)は0.14%減少して135.81ドルに落ちた。
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写真:シャッターストック