ヒッジ・ファンドのパフォーマンスで市場を牽引している資産運用会社パーシェリング・スクエアのCEOを務めるビル・アックマン氏が率いる米国の投資ファンド「パーシング・スクエアUSA」のIPO(新規株式公開)における最初の公募金額が最大90%にも減額されることになった。
著名な億万長者であるヘッジファンド・マネージャーのアックマン氏はベンジンガの報道によると、パーシング・スクエアのIPOのための資金調達目標を最大90%まで削減した。最初の目標額は250億ドル(約3兆円)だった。
アックマン氏は、証券取引委員会(SEC)に提出した書簡の中で、最大で40億ドルまで調達すると予想している。企業のマーケテcイング活動によりその金額を100億ドルまで引き上げることも可能と考えている。
今週水曜日にパーシェリング・スクエアホールディングスカンパニーの投資家に送られた手紙の中で、アックマン氏は次のように促した。「これはPSUSの提供に参加し、銀行に注文を出していただくと、パーシェリング・スクエアにとって非常に役立つ瞬間です」