AT&T Inc(NYSE:T)は今週水曜日に発表した会計年度第3四半期決算で市場予想と同水準の利益を発表した。
同通信大手は営業収益307億1000万ドルを報告し、前年同期比1.6%増となったが、アナリストのコンセンサス予想である308億7000万ドルには届かなかった。調整後の1株当たり利益は0.54ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想と一致した。
消費者向け有線部門では、AT&Tが光ファイバーの展開を引き続き拡大し、28万8000人のAT&Tファイバーの純加入者と27万人のAT&Tインターネットエアの純加入者を追加した。
「顧客に業界最高の接続体験を提供するための重要な基盤はすでに整っており、当社は統合分野のリーダーの座を巡る競争に勝利している」とジョン・スタンキー会長兼CEOは語った。 「全国で最も高速かつ大規模な無線および光ファイバーネットワークにより、あらゆる接続ニーズにおいてAT&Tを選択する高収益顧客の獲得を続けている。自社の差別化された投資主導戦略が機能していることは明白であり、2025年までに連結財務指針の全てを達成するための道筋は確保できている。」
AT&T株は水曜日に543.73ドルで取引を終えた。
アナリストたちは今回の決算発表後、AT&Tの投資判断を以下のように変更している。
- バークレイズのアナリスト、カンナン・ヴェンカテシュワラは投資判断をEqual-Weight(中立)に据え置き、目標株価を30ドルから28ドルに引き下げた。
- RBCキャピタルのアナリスト、ジョナサン・アトキンは投資判断をOutperform(やや強気)に据え置き、目標株価を31ドルから30ドルに引き下げた。
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