元大統領ドナルド・トランプ氏の長男である エリック・トランプ氏が、仮想通貨と分散型金融に関連した「大きな」発表をほのめかし、さまざまな憶測が飛び交っている。
出来事:エリック・トランプ氏は火曜日、父親の総合企業 トランプ・オーガナイゼーションの執行副社長であるという自己紹介ツイートの中で、「本当に仮想通貨/DeFi(分散型金融)に夢中」と書き込んだ際、 「大きな発表にご期待ください…」と投稿した。
エリックはこのツイートで、自身が務める会社や父ドナルド・トランプ氏、そして同社を共に運営する兄であるドナルド・ジョン・トランプ・Jr氏の公式ハンドルもタグ付けしている。
この曖昧な投稿に対し、著名な仮想通貨コミュニティの影響力あるリーダーらが疑問を投げかけ、さまざまな憶測が飛び交っている。その中には、AshRobin氏が「今度こそトランプのmemecoin(※)が手に入るのか?」と発言した場面もあった。
なお、この投稿について気になる読者のために補足しておくと、今回の発表にはトランプコイン(銘柄:DJT)に言及しているものと思われる(メームコインについてはメームコインのリンク先も参照)。なお、トランプコインは今年6月に注目を集めたソラナ(銘柄:SOL)をベースにしたメームコインで、元大統領の証券詐欺で6年以上の懲役を言い渡されているMartin Shkreli氏が、このトークンが大統領の公式プロジェクトであるとの声明を発表していた。
関連銘柄(ビットコインとイーサが本当に暴落した理由)
なぜ重要なのか: トランプ家が徐々になりつつある仮想通貨に対する関心は、仮想通貨業界が一般的な受け入れを得つつあるこのタイミングで注目されている。最近、共和党の大統領候補者であるエリック・トランプ氏は、国家ビットコイン(銘柄:BTC)準備に関する最近の提案で、資産クラスをめぐる政治的支持基盤を形成しようとしている。
先週早い時期、トランプ氏は仮想通貨を支持する立場を表明し、それを「現代の通貨」と表現し、賢い投資家であると強調したという。
なお、トランプ氏とロシアの大統領にしてトランプ氏の友人であるウラジーミル・プーチン氏の会談という出来事に対する期待感もさらに高まっている。 このインタビューでは、最近のトランプ氏の政治的思惑と、プーチン大統領が持つBitcoinとアメリカドルの資産について、最近の出来事に関して、公式発表を待たずとも一部の記者からの情報が流れることになるだろう。
なお、Musk氏の意見には多くの利益があり、仮想通貨業界においてもこのようなアイデアには多くの支持がある。
写真はShutterstockのJoseph Sohm氏撮影
雑学
- 議会が大規模な投資を行っていること。2024年の選挙を前に、この簡単なツールを使って議会がどのような投資を行っているのかのヒントを得よう