日本時間の火曜日、General Motors Company(NYSE:GM)の株価が上昇している。これは、同社が第3四半期の業績を発表したためだ。
今四半期の調整後1株利益は2.96ドルで、アナリスト予想の2.43ドルを上回った。
今四半期の売上高は485.757億ドル(10.5%増)で、アナリストの予想額445.85億ドルを上回った。
今四半期の調整後EBITは411.5億ドルで、調整前EBIT率は8.4%で前年同期比30ベーシスポイント(bps)増となった。純利益率は6.3%で、前年同期は6.9%となっている。
四半期末の時点で、GMの現金および同等の金融商品は237億ドル、売却可能な有価証券は85億ドルとなっている。四半期末の時点での在庫総額は173.3億ドル。
四半期末の時点での調整後の自動車フリーキャッシュフローは583.4億ドルであった。
今回の検討対象となった四半期における、LGエナジーソリューションとの共同出資による合弁事業であるUltium Cells Holdings LLCによる株主持ち株の利益は、1株当たり3.09億ドルで前年同期の1.01億ドルよりも増加している。このエンティティは、同社の電気自動車(EV)用のバッテリーセルを提供することで、ビジネス運営に不可欠である。
米CNBCが発表した報告によると、GMの最高財務責任者であるポール・ジェイコブソン氏は、市場の懸念にもかかわらず、7月から9月までの間、車1台あたりの平均取引価格は4.9万ドル超えたままであると述べた。また、最近の四半期においても、大きな変化は見られていないと付け加えた。
GMは、昨日、12月6日の取引終了時の株主名簿に掲載されているすべての普通株式保有者に対して、12月19日に、四半期配当として1株あたり12セントの配当を行うことを発表した。
見通し:2024年の調整後1株利益のガイダンスを9.50〜10.50ドルから10.00〜10.50ドル(コンセンサス10.00ドル)に引き上げた。
2024年の財務ガイダンスには、同社のバッテリーセル製造合弁企業への投資を含む105億ドル〜115億ドルの資本支出が含まれている。
同社は、2024年の調整後の自動車フリーキャッシュフローを125億ドル〜135億ドル(前回予想:95億5000万〜115億ドル)のレンジにとどめる見込みである。
株価動向:火曜日の最終確認時点で、GMの株は1株49.39ドルで、プレマーケット取引で0.94%上昇している。
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